大塚 愛、ライブハウスツアー終了。「みなさんが嫌でも、作品を創り続け、届けます!」

ポスト

大塚 愛が最新アルバム『LOVE FANTASTIC』をひっさげて行なった約5年半ぶりの全国ツアーが、8月30日の名古屋ダイアモンドホールにて全8公演のツアー日程をすべて終了した。同ライブは、お客さんとの一体感を狙った自身2度目のライブハウスツアーだった。

◆大塚 愛 名古屋ダイアモンドホール公演 画像

ライブは、全面を薄い幕に覆われたステージに映し出された様々な映像が、ステージ上の大塚 愛、そしてバンドが繰り出す音楽と融合するような形でスタート。ライブ序盤から中盤は、静と動が波のように押し寄せてくる演出。音楽と映像がコラボレーションしたステージングは幻想的で、ときには映画を見てるような感覚にもなり、次第に大塚 愛の世界へとひきこまれていく……。そして後半戦に突入すると、うってかわって「どこまでいくの?」というくらいに高まるグルーヴに会場全体が熱気に包まれていた。

またセットリストは、最近の作品、セルフカバーアルバム『AIO PUNCH』、6枚目のオリジナルアルバム『LOVE FANTASTIC』を中心に構成。バンドメンバーは、レコーディングで中核をなす山口寛雄(Bass)、沼澤尚(Drums)、皆川真人(Keyborad)そして、ツアーには初参加となる西川進(Guitar)、磯貝サイモン(Cho、Guitar、Keyboard)を迎えたラインナップとなった。

ライブは、アンコールも含めてたっぷり2時間半。アートな世界観、セクシーさとキュートさ、ぶっ飛び感と親近感が一挙に感じることのできた、今まで最もリアルな彼女だったライブは、夏の終わりと共に幕をとじた。

「みなさんが嫌でも、作品を創り続け、届けます!」とファンにとっては嬉しい発言もあった大塚 愛。今後、自身の誕生月である9月には毎年恒例のバースデーライブ<LOVE IS BORN>を開催。今回は、大人の夜を演出すべく会場がビルボードという設定。さらに年内には、NTT西日本「スマート光ハートビートプロジェクト」のアンバサダーとして、1万人の心音をつかった作品を発表する。

Photo by 田中聖太郎

◆BARKSライブレポート
この記事をポスト

この記事の関連情報