オジー・オズボーン「U2は自分勝手」

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オジー・オズボーンが、U2が最新アルバム『Songs Of Innocence』を無料配信したことに対して意見を述べた。すでに奥さんのシャロンが物申しているが、夫婦同意見のようだ。

◆オジー・オズボーン画像

オジーは『Shortlist』にこう話したという。「いい面もあれば悪い面もある。むかついた連中もいた。ひどいもんだよ、電話やなんやらから削除する方法を探し出さなきゃいけなかったわけだから。でも、U2は無料でアルバムを出せるが、ほかのバンドじゃ無理だ。これからってバンドにとって難しい状況を作った。ホントに自己中だよ。あいつらはAppleからとんでもない金もらったんだろう。みんながU2ってわけじゃない。みんながAppleと契約できるわけじゃないんだよ。それができなくて誰にも聴いてもらえないってバンドが山のようにいるんだ」

オジーの奥方シャロンは、9月、「U2、あなた達はもうミュージシャンじゃなく大物実業家よ。あなた達が、あのさえない音楽を無料で配らなきゃならなかったのは不思議じゃないわ。だって、誰も買いたいと思わないもの」「無料のものなんてない。いくら稼いだの? 追伸、ついでながら、あなた達って中年の政治グルーピーの集まりに過ぎないわね」「ジミー・アイオヴィン、iTunes、U2、あなた達は誇大妄想狂の集団よ、FUCK YOU!」「これは、わたしのプライベート空間侵略よ。わたしのエンターテイメント空間の…」「…恥を知りなさい。自分らの音楽を売らなきゃいけない前途有望なアーティスト達はどうなるの?」などと、Twitterを通じ猛攻撃していた。

賛否両論のU2の無料配信に関しては、メタリカのラーズ・ウルリッヒは賛成派。2014年初め、新人アーティストに公平な権利を与えられるようにと音楽出版会社を設立したプリンスもオジー同様、「あれは、デザイナー契約だ…。もちろん、彼らには金が払われている。でも、ほかの連中はどうだ?」と話した。

一方のU2は、批判されるのは想定内であり、「ちょっとした騒ぎを起こす、それが僕らの仕事みたいなもんじゃないかな。だからそもそも、僕らはロックンロール・バンドにいたいって思ったんだ」との考えを表明している。

Ako Suzuki
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