真野恵里菜、デリヘル嬢演じる。鴻上尚史 作・演出の舞台『ベター・ハーフ』

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2015年4月3日から本多劇場で始まる、鴻上尚史による作・演出の舞台『ベター・ハーフ』に真野恵里菜が出演する。

本作品は、鴻上尚史による作・演出による描き下ろし作品。出演は、風間俊介、真野恵里菜、中村 中、 片桐 仁で、4人芝居となる。

スポンサーと消費者の欲望に敏感になる仕事を続けるうちに、自分自身の欲望が分からなくなっている広告代理店社員・諏訪祐太(風間俊介)。ぼったくりの芸能事務所に所属し、法外な年間運営費やレッスン料を払いながらもスターになるのを夢見ているデリヘル嬢・平澤遥(真野恵里菜)。トランスジェンダーをカミングアウトし、故郷を出てホテルのラウンジでピアノを弾いている元中学の音楽教師・小早川慶(中村 中)。仕事は適当にこなし、夜は出会い系サイトでのチャットに熱中する広告代理店課長・沖村嘉治(片桐 仁)。すれ違い、ぶつかり、別れ、つながる、愛の物語はこの4人によって紡がれていく。

公演日程は4月3日から20日までが下北沢の本多劇場にて(全21公演)。また、4月25日と26日にはサンケイホールブリーゼにて大阪公演も行なわれる(全3公演)。チケットの発売は1月24日10時から。

この舞台に対する、4人からの意気込みは以下のとおり。

「鴻上さんから、この作品のプロット頂き読んだ時に、きっとこの物語は僕にとってすごく好きな作品になると確信を得ました。人々は生きていて、いろんな面を持っていると思います。ある人にとってはいい人で、ある人にとっては嫌な人で、そしていつも笑っていられるわけでなくて、何かにいらだったり……。そんな人々の多面的な部分が、すごく素敵に出る作品だと思っています。見に来て下さる皆さんにとっても大切な作品になると確信していますので、是非、劇場に来て、大切な作品を持って帰っていただけたらと思っています。劇場でお待ちしています。」── 風間俊介

「鴻上さんの舞台に出演するのは初めてなので、とてもドキドキしています。4人で舞台をすることも初めてなので、どのようになるのか? 私もいまから楽しみです。最年少ですが、素敵な作品になるように頑張りますので、皆さん楽しみにしていてください。」── 真野恵里菜

「鴻上様にお声をかけていただき、出演することが決定しました。私は、歌手をやっていますが、役者もやるようになり、もっともっと自信をつけたいと思ったので、鴻上先生のワークショップに参加したりしました。先生のような人です。そのような方からお声をかけていただいたので、貢献できるように一生懸命やろうと思います。この作品には、自分に足らないところがある人、なりたい自分と今の自分が違う人たちが出てきます。そういったことに悩んでいる人には、突き刺さるセリフがあると思います。劇中では、私は歌も歌います。そして、いろんな音楽も使われますから、今から楽しみです。是非皆さん、劇場に遊びに来てください。」── 中村 中

「鴻上さんの舞台には、初めて出演します。鴻上さんの本は、これまで何冊も読ませていただき、演劇の先生のよ うな方と思っています。その鴻上さんに呼んでいただいたことを、とても光栄に思っています。鴻上さんからは、「見た人が感情移入できる役です。」と言われましたので、そうなるように日々精進します。皆さんも日々精進してください(笑)。劇場でお会いしましょう!」── 片桐 仁

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ごあいさつ

「ベター・ハーフ」とは、自分が必要とする、もう一人のこと。── 天国でひとつだった魂は、この世に生れる時に男性と女性に分けられて別々に生まれてくる。だから、現世で天国時代のもう片方の自分に出会うと、身も心もぴたりと相性が合うと言われる。その相方をベター・ハーフと呼ぶ。

久しぶりに登場人物の少ない、たっぷりな恋愛物を書いてみたくなりました。

世の中にはどうしようもないものがある、ということを知るのが「恋愛」であることは、悪くないと思っています。「戦争」とか「差別」とかではなく、「恋愛」で、世の中には自分の力ではどうしようもないものがあって、どんなにがんばっても結果がでないことがあって、それでも、生きていくしかないんだよなあ、ということを知るのは、切ないけれど、苦しいけれど、それでも素敵なことなんじゃないかと思うのです。

若い男女と、中年の男性と、トランスジェンダーの女性という四人が、好きになったり、憎んだり、笑ったり、無関心になったり、慰めたり、癒したり、戦ったりする話です。テーマは恋愛ですが、そこか ら見えてくるのものは、生きることとか人生とかコミュニケイションです。そして、やっかいだけど、やっぱり生きていくしかない人生の素晴らしさとバカバカしさだと思っています。

素敵な四人の俳優さんを迎えることができました。風間俊介さんは若いのに安定した抜群の演技力で、中村 中さんはまさにトランスジェンダーの歌姫と魅惑の演技者として、真野恵里菜さんは可愛らしさとさわやかな色気と真摯な演技で、片桐 仁さんは笑いと可笑しさとセンスで、物語を創り上げてくれると思います。切なくて、笑えて、エネルギーと歌があって、わくわくする舞台になるはずです。よろしければ、劇場でお会いしましょう。んじゃ。

鴻上尚史

◆ニッポン放送×サードステージ 『ベター・ハーフ』
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