北園みなみ、遂にシーンに登場

ツイート

北園みなみのアルバム『promenade(プロムナード)』が、2014年10月22日に発売となる。

◆北園みなみ画像

1990年生まれ、松本在住、作詞・作曲・編曲・各種楽器の演奏をこなす男性シンガーソングライターだが、突出したセンスとその音楽的素養の深さと広さは、彼の紡いだ音を聞けばすぐに分かるだろう。簡単に一言で言ってしまえば…要は“天才”である。

2012年の夏、インターネット上に突如現れ、SoundCloudにアップした音源が大きな話題となった北園みなみだが、宅録の域を超えた楽曲のクオリティの高さと広範な音楽性は、ネット上の音楽ファンの心を鷲掴みにしてきた。

そんな中での北園みなみ名義でのファースト・リリースとなる『promenade』は、全曲スタジオ・レコーディングを敢行、多彩なメロディメイキングとセンス溢れるコード進行のひらめきに加え、洗練されたリズムアレンジと流麗なオーケストレーション的技法を施した楽曲の構築美は、圧倒的な世界観を放っている。

AOR、JAZZ、FUSION、FUNK、シティポップ etc.の多様なジャンルのサウンドがクロスオーバーしながらも、整然としている風通しのいいサウンドは潔く、オリジナリティに溢れ、彼自身の微熱を帯びて滲む歌声と幾重にも重なるハーモニーが聴くものを夢心地に誘ってくれる。懐かしい風景とシニカルなユーモアが交錯する、夢の中を覗いているような独特の現実感は、魔法が解けた現代に鳴り響く超現実主義(シュールレアリズム)のようだ。

レコーディングは、ベース、ギター、鍵盤類は北園本人が担当し、ドラムに坂田学、パーカッションにMinuano 尾方伯郎、ブラスセクションには、EGO-WRAPPIN'のサックスプレーヤーでも知られる武嶋聡チーム、ストリングスには橋本歩ストリングカルテットを配し、コーラスにはLampの永井祐介、榊原香保里、マイカ・ルブテ、井上水晶が参加している。

北園みなみの確かな美意識と1990年生まれを思わせるハイブリッド感覚をご堪能あれ。


北園みなみ『promenade』
2014年10月22日発売
UVCA-3021 1500円+税
1.ソフトポップ
2.電話越しに
3.Vitamin
4.プラスティック民謡
5.ざくろ

◆北園みなみオフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報