ローランドとTAMAがコラボ、アコースティックと電子によるハイブリッド型ドラム・キット「Silverstar “Cocktail-JAM” Hybrid Kit」

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ローランドと星野楽器は、星野楽器が展開する「TAMA」ブランドのドラムに、ローランドの電子ドラム音源システムを組み合わせたドラム・セット「Silverstar “Cocktail-JAM” Hybrid Kit」を、星野楽器販売から11月下旬より発売する。

近年、音楽シーンの多様化により、ドラムの演奏にも幅広い表現方法が求められている。また、レコーディングでも多彩で印象的なドラム音色が数多く使用されており、その音色をライブでも再現したいという要求も高まっている。そこで最近注目されているのが、アコースティック・ドラムと電子ドラム音色を組み合わせた、ハイブリッドのドラム・セットだ。

TAMA「Silverstar “Cocktail-JAM” Hybrid Kit」は、小型のドラム・セットとして屋外や狭いスペースに設置が可能な「Silverstar “Cocktail-JAM”」と、ローランドの電子ドラム音源「TM-2」、演奏情報を検出するトリガー・ピックアップ「RT-10T」、「RT-10S」を組み合わせたドラム・セット。


▲TAMA「Silverstar “Cocktail-JAM”」にローランドTM-2とトリガーピックアップを組み合わせたTAMA「Silverstar “Cocktail-JAM” Hybrid Kit」。なお、写真のシンバルとシンバルクランプはセット内容に含まれない。

アコースティック・ドラムの音にさまざまな電子ドラムの音を重ねることで、多彩な音色のバリエーションを作り出していきます。ドラム音源には音の輪郭強調やパーカッションの音なども搭載されており、演奏内容に応じて、印象的で多彩な音色によるドラム演奏が可能となる。

たとえば、アコースティック・ドラムのバス・ドラムの音に、電子ドラムのバス・ドラムの音を加えて低域や輪郭を強調したり、スネア・ドラムとクラップ(手拍子の音)など別種類の音色を重ねたり、通常のドラム・セットには含まれない打楽器(コンガ、カホン、ティンパニ、銅鑼など)の音を追加して演奏に合わせて鳴らすことが可能。さまざまなジャンルに合わせた演奏や音のバリエーションで表現の幅が広がる(電子ドラム音を再生するにはライブ会場の音響システムや、楽器用アンプなどが必要)。

また、同梱されているローランドのドラム音源「TM-2」は、SDカードに入れたお好みのオーディオ・ファイル(WAV)を演奏に合わせて再生することが可能。あらかじめ曲に合わせたフレーズや効果音などを用意しておけば、様々な演奏と同期した演出が行える。

さらに、限られたスペースで設置でき、持ち運びもできる簡単なドラム・キットであるという側面も注目だ。TAMA「Silverstar “Cocktail-JAM” Hybrid Kit」は、ドラム・セットの中でも、特にサイズに特長のある「カクテル・ドラム」と呼ばれるコンパクトなタイプ。通常のドラム・セットの2/3~半分以下の限られたスペースでも設置して演奏することができる。また、専用バッグも付属しており、どこにでも持ち運べる。

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