【インタビュー】西野カナ、『with LOVE』発表「たった10秒の気持ちの揺れを1曲に」

ツイート

■究極の恋するアルバムになりましたね
■キラキラしていて、これからの未来にワクワクするような

▲『with LOVE』通常盤
──そして先行シングルとなった「好き」。ゆったりとした雰囲気になった瞬間ながれる「ごめんね」は、今までにないテーマの曲で驚きました。

西野:この曲は「Darling」を作曲してくれたぐっさん(山口隆志氏)の曲なんです。ぐっさんの曲は面白くて、ペラペラしゃべるように歌詞をかけるんですよ。なので息をするように歌うことができたんです。最初にメロディを口ずさんでいるときに浮かんだのがこの“仲直り”のテーマ。思いついた瞬間、そういえば書いてなかったなと思って書き出したら、面白いほどスルスルと歌詞がでてきたんです。

──ケンカをした後の女子の頭の中にあるモヤモヤがはっきり描かれていて、すごく愛らしい曲だなと思いました。

西野:ケンカの後って、すごくいろいろ考えるんだけど、その数分、数十分って、相手にはその気持ちがなんにも通じてないんですよね(苦笑)。そういうことをわざわざ言いたかったんです(笑)。きっと、同じ思いをしている女の子はたくさんいるんじゃないかなと思うので、カップルで聴いてホッコリしてもらえたら嬉しいです。

──カナちゃんはケンカをしたら言い過ぎちゃうこともありますか?

西野:たくさんあります(笑)。勢いづいて言ったのはいいけど、結局言いすぎたなって反省してすぐに謝っちゃう……。でも、乙女心として彼氏には付き合いたての気持ちでいてほしいからこそ、“昔ならこんなこと言わなかったのに”と思っちゃったりするんですよね。でも、それは基本的に相手を大好きだからこそ思ってしまうこと。素直な気持ちを可愛く伝えられればケンカにならないのに……。難しいですよね。

──そんな可愛らしい仲直りの曲の後は、本気でケンカを挑む「Tough Girl」。この曲順って、本当に面白い!

西野:強いですよね、この主人公! これはね、バッチバチのケンカです(笑)。久しぶりのデート中にスマホでゲームしたり、SNSをチェックしてたり、“もういい加減にしてよ(怒)!”って怒る女の子ってたくさんいると思うんですよ。

──あ~、手に取るようにわかります(笑)。

西野:でしょ!? その気持ちをそのまま曲にしました。サウンドもすごく楽しくて、手拍子で盛り上げるクラップファイトに挑戦しています。ライブでは男子と女子に別れてクラップファイト対決をしたいと思っているんです。

──すごく盛り上がりそうですね! 続く「Abracadabra」は異色のアラビアンテイストですね。

西野:ずっとアラビアンに挑戦したくて、やっと歌えた1曲になりました。この曲も“男の人が知らない女子”を描いているんです。女の子って人を好きになると相手によってメイクやファッションもガラリと変える子も多いと思うんです。さらに性格さえ変えていくこともあったり。それが魔法みたいですごく面白いなと思い、歌詞にしてみました。

──このアルバムには、好きになる気持ちから、恋する始まりのワクワク、大人の別れを描いていたり、仲直りの曲だったりと、すごく1人の女の子のつぶやきがたっぷり詰まったすごくパーソナルな1枚ですよね。

西野:そうかも! 究極の恋するアルバムになりましたね。キラキラしていて、これからの未来にワクワクするようなアルバムになったと思います。

──大人の失恋を歌った「さよなら」と、ものすごくピュアな「好き」が同居しているのも面白いですよね。

西野:そうですね。今の25歳の私にはどちらもすごくリアルな気持ちで、今だからこそ歌える曲がたくさん詰まった1枚になりました。より皆さんの背中を押せる曲がたくさんできたと思うので、どの曲も恋する人の応援歌になるといいなと思います。

──エピローグを抜いた本編最後の曲となる「Stand Up」に関しては、本当に勇気をもらえました。

西野:ありがとうございます。今年のテーマは“HAPPY”。その気持ちで作ったからこそ、聴くだけで元気になれるような直球な曲を作りたかったんです。特にクワイア(聖歌隊)の皆さんと一緒に歌ったサビは力強く、私自身勇気が湧いてきます。

──それにしても、ここまでずっとラブソングを何十曲も歌ってきて、煮詰まることはないんですか?

西野:もちろんあります。でも、恋愛をしている瞬間ってすべてがドラマだから、たった10秒の気持ちの揺れた瞬間を1曲にすることができるんです。とはいえ、同じテーマだとダメだと思うので、毎回違う切り口を探すのは大変。なので見つかったときは本当に“よっしゃー!”って思います。

──結果としてその曲たちが多くの人たちを勇気付けられるならすごく素敵なことですよね。

西野:本当にそうですね。このアルバムを聴いて、恋する人たちの毎日がよりHAPPYになってくれたら嬉しいです。

取材・文◎吉田可奈



■アルバム『with LOVE』
2014年11月12日(水)発売
【初回生産限定盤 CD+DVD】SECL-1609~1610 3,600円(税込)
<DVD>ビデオクリップ&メイキング収録
【通常盤 CD】SECL-1611 3,100円(税込)
1.*Prologue* ~You & Me~
2.Darling
3.恋する気持ち
4.We Don't Stop
5.Love Is All We Need
6.好き
7.ごめんね
8.Tough Girl
9.Abracadabra
10.LOVE & JOY
11.25
12.さよなら
13.Stand Up
14.*Epilouge* ~with LOVE~
<DVD>
1.「さよなら」Video Clip
2.「さよなら」Video Clip Making
3.「We Don't Stop」Video Clip
4.「We Don't Stop」Video Clip Making
5.「Darling」Video Clip
6.「Darling」Video Clip Making
7.「好き」Video Clip
8.「好き」Video Clip Making

◆西野カナ オフィシャルサイト
◆西野カナ オフィシャルブログ
◆西野カナ オフィシャルFacebook
◆西野カナ オフィシャルTwitter

◆インタビュー(1)へ戻る
この記事をツイート

この記事の関連情報

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス