「最も影響力のない人」、トップはボノ

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アメリカのメンズ・ファッション誌『GQ』が、毎年恒例の「最も影響力のない人」リストを発表。2014年はU2のボノ、オバマ米大統領、ジョニー・デップ、ウッディ・アレン、CNN、警官らが挙がった。

◆U2画像

順不同とあるが、30人(組織)のトップに登場したのが、iTunesからユーザーの承諾なしにニュー・アルバムを無料配信したボノ& U2。編集部は「最悪なのは、Apple、U2両者ともこれを我々への特別なギフトかなんかのように考えていたとこだ。実のところ、これは1億ドルのマーケティング・キャンペーンだった。そう、U2の社会意識の高い親父ロックをジャンク・メールに変えるのに1億ドルだ」と批判した。

“大量の酸素を吸い込み、なんの役にも立たないものを我々に還元。多分、この惑星の滅亡を早めた”と表された人々のリストには、彼らのほか、オバマ米大統領、人種差別発言が問題になったNBAロサンゼルス・クリッパーズの元オーナー、ドナルド・スターリング、“エンディングに必要のないツイストを利かせた”ドラマ『ママと恋に落ちるまで』の制作者カーター・ぺイズとクレイグ・トーマス、“クラウドファンディングで集めた大金で駄作を撮った”俳優ザック・ブラフ、7対1で大敗したブラジルのサッカー・チームが登場。

ミュージシャンでは、U2のほかロビン・シックの名も挙がり、「伝えられるところでは、奥さんを裏切った。彼女を取り戻すために彼女の名を冠したアルバムを作り、1stシングルのタイトルはそのものの『Get Her Back』。UKでのアルバムの初週売り上げはたったの530枚。まだ離婚協議中。この嫌な奴の残りのキャリアは、「Blurred Lines」をヒットさせたことに対する我々の集団処罰だ」との痛烈なコメントが付けられた。

Ako Suzuki
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