サイロシス、これが新世代ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル

スラッシュ～デス～プログレッシブメタルをベースにテクニカルな高速＆硬質なサウンドを展開する新世代ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル、サイロシスの最新アルバム『ドーマント・ハート』が1月14日に日本で発売することが決定した。

◆サイロシス画像、「マーシー」ミュージック・ビデオ映像

フロントマンであるボーカル／ギターのジョシュ・ミドルトンによると、これまでのアルバムの中で最も怒りを込めた作品であり、それゆえ攻撃的かつダークなサウンドに仕上がっているという。オープニング曲「ホエア・ザ・ウルブズ・カム・トゥ・ダイ」を聴けばそれも納得で、ノイズに近い不協なストリングスから始まり、ヘヴィで重厚なリズムをベースに、強烈なシャウトで吐き散らすさまは怒りそのもの。

2曲目「ヴィクティムズ・アンド・ポーンズ」以降はサイロシスの真骨頂とも言うべきテクニカルなツインギターが絡み合う高速メタルチューンが続き、デスボイスをともなう破壊的な導入部から叙情的なクリーン・ボーカルのパートへと展開する10曲目「マーシー」ではスラッシュ～デス～プログレッシブメタルの要素が絶妙にクロスオーバーし、“新世代ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル”の名に相応しいサウンドを聴かせてくれる。

なおアルバム『ドーマント・ハート』初回限定盤には２曲のボーナストラックが追加、さらに付属のDVDにはアルバム制作について語るジョシュと新メンバーであるドラムスのアリ・リチャードソンのインタビュー（日本語字幕付）、そしてレコーディング・スタジオで行われたライブ・セッション３曲が収録されている。


【メンバー】
ジョシュ・ミドルトン（ボーカル/ギター）
アレックス・ベイリー（ギター）
カール・パーネル（ベース）
アリ・リチャードソン（ドラムス）


◆サイロシス『ドーマント・ハート』オフィシャルサイト