2CELLOS、超絶技巧で宇宙を創造

2CELLOSが2年ぶり通算3作目となるニュー・アルバム『チェロヴァース』を2015年1月21日（水）にリリースする。

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クロアチア出身のチェロ・ユニットで、その超絶技巧のパフォーマンスで世界に鮮烈なインパクトを放ち、ここ日本でもテレビCM出演で注目を浴びた2CELLOSだが、本作はタイトルにチェロとユニヴァース（＝宇宙）を掛け、“ふたりのチェロで人々とつながって創造する宇宙”の意味を込めた造語『チェロヴァース』と冠しており、2本のチェロでの高次元な音世界の表現にこだわった内容になったという。

収録曲には、2CELLOSのデビューのきっかけとなったマイケル・ジャクソン、AC/DCやアイアン・メイデン、ミューズやレディオヘッドのカバーに加え、アヴィーチーやポール・マッカートニー＆ウイングスのヒット曲など、色とりどりの名作に挑戦している。先行配信中のAC/DCのカバー「サンダーストラック」のミュージック・ビデオはすでに2,900万回再生され、ユニット結成以来最高の動画再生数記録を更新中だ。

アルバムのプレオーダー、および収録曲「トゥルーパー」の単曲配信が12月2日（火）よりiTunes Storeにてスタートとなった。アルバムの冒頭を飾るこの曲は、ロッシーニ作のクラシック「ウィリアム・テル序曲」と、アイアン・メイデンの「トゥルーパー」のマッシュアップで、2CELLOSならではの高度なテクニックを必要とするオリジナル・アレンジが満載となっている。クラシックやロックの垣根を飛び越えることを目指してきた2CELLOSを象徴するオープニング・ナンバーと言えそうだ。

また、ルカが尊敬する映画音楽の巨匠ハンス・ジマーによる映画『インセプション』の楽曲では、驚異的な演奏技術と迫力で圧倒する“動”のパフォーマンスと、心の琴線にふれる美しいメロディを奏でた“静”のコントラストが一層鮮やかな高揚感を生み出し、2CELLOSの真骨頂をみせている。さらに、オリジナル曲としてタイトル・トラック「チェロヴァース」が収録され、この曲に関してルカは「僕たちはソーシャル・メディアを通じて、ファンとチェロの宇宙＝チェロヴァースを創造しているんだ。この曲にはそんなポシティブでハッピーな雰囲気がある。そして、それは僕たちがファンと一緒に創り上げるユニヴァースという意味でもあるんだよ」と語っている。

本作は彼らが世界各地でライブを積み重ねることで磨かれた表現力で、チェロの無現の可能性をさらに押し広げた意欲作だ。

日本国内盤には、ボーナストラックに「サティスファクション」（ザ・ローリング・ストーンズ）が収録されるほか、日本独自のアートワークを採用し、初回限定版はミュージック・ビデオ集DVDとミニ写真集入りブックレットが付属する豪華内容となる。




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