「あの花」チーム 新プロジェクトは、『心が叫びたがってるんだ。』

アニメ『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の制作チームが手がける新プロジェクトのタイトルが発表された。『心が叫びたがってるんだ。』である。

◆『心が叫びたがってるんだ。』画像

去る2014年8月31日（日）、埼玉県秩父市で開催された＜あの花夏祭Final＞にて、『あの花』チームが贈る新たなプロジェクトが始動することが明かされていた。新作は監督：長井龍雪、脚本：岡田麿里、キャラクターデザイン：田中将賀が、『とらドラ！』『あの花』に続き再びタッグを組むとあって、大きな期待が寄せられていたものだ。今回発表された『心が叫びたがってるんだ。』は、『あの花』に続き秩父を舞台に描かれる「青春群像劇」第2弾の劇場版完全新作オリジナルアニメーションとなる。公開は2015年の予定だ。

タイトル発表の舞台となったのは、12月2日（火）～3日（水）に開催された、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」のクライマックスだった。京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大美祭及び日本三大曳山祭のひとつに数えられ、300年以上の歴史を誇る秩父夜祭では、毎年12月3日に花火大会が行われる。『あの花』も地元・秩父への感謝の気持ちを込め、毎年『あの花スターマイン』を打ち上げており、今回は『あの花スターマイン』の打ち上げで、口上を『あの花』のめんま（CV.茅野愛衣）が行うというサプライズの演出とともに、新作『心が叫びたがってるんだ。』のタイトル発表が行われた。

全国から集まった8万人の観衆の中、めんまから「たーまやー」と口上がうたわれ、花火が打ち上がると、会場からは大きなどよめきと大歓声が上がった。


また、これまでの『あの花』への応援の感謝の気持ちと、秩父を舞台にして描かれる新作『心が叫びたがってるんだ。』の新たなるサポートのお願いの気持ちを込め、『あの花』チームから秩父の人々へのお礼のメッセージが記されたスペシャルポートレートの贈呈も明らかとなった。この“お礼のメッセージ”ポートレートは、めんまからのメッセージがついた貴重なもので、12月4日（木）の朝刊（読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、産経新聞、東京新聞、日経新聞、埼玉新聞予定）に折り込まれる形で、秩父地域（1市4町）の約39,100世帯へ配布される他、数量限定で12月6日（土）から西武秩父駅前の秩父観光情報館、道の駅ちちぶでも配布されることになっている。