【ライブレポート】ザ・ティン・ティンズ「カワイイ！」「カッコいい！」

ニュー・アルバム『スーパー・クリティカル』を引っ提げてやってきたザ・ティン・ティンズの約6年ぶりの日本ツアーがスタートを切った。

◆ザ・ティン・ティンズ画像

初日となった12月3日（水）大阪ビッグ・キャットでは、ケイティ（Vo）がMCで「日本のファンのみんな、オオキニ！カンパイ！」と大阪弁を交えたMCで会場を沸かし、最新シングル「ロング・クラブ」やヒット曲「グレイトDJ」「ザッツ・ノット・マイ・ネーム」「ハング・イット・アップ」などを披露した。

ギターも弾いてキーボードも弾いて歌って踊ってDJもするケイティ（Vo）に、同性のファンからも「カワイイ！」「カッコいい！」の声が飛び交い、ドラムのジュールズもギターやDJでも会場を盛り上げ、終始彼らの人柄がにじみ出るアットホームな雰囲気のライブが繰り広げられた。

アンコールでは、デビュー・シングル「グレイトDJ」さながらふたりがDJをしながら「ハンズ」をパフォーマンスし、最後には大好きな日本のファンのためにとジャネット・ジャクソン「ザッツ・ザ・ウェイ・ラヴ・ゴーズ」のカバーを自身のシングル「ロング・クラブ」に乗せて歌うサプライズも飛び出した。好きな曲を自分たちの最新シングルにのせてカバーするという粋なパフォーマンスに、会場全体が息をのみ、演奏が終わると会場全体から割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。

最新アルバム『スーパー・クリティカル』の完全限定生産となるアナログ盤の発売もスタートとなるが、国内では100枚限定となり、アルバムのタイトルは1枚1枚メンバーふたりが直筆で書いているという特別仕様となる。シリアル・ナンバーも彼らの直筆だ。このアナログはネットほかツアー最終日の12月5日（金）渋谷TSUTAYA O-EASTで販売される予定となっている。当日会場ではCDまたは限定アナログ盤の購入者対象にサイン会も実施される予定だ。






◆ザ・ティン・ティンズ・オフィシャルサイト
◆限定100枚アナログ盤サイト