ポール・マッカートニー「ジョン・レノン殺害犯は愚か者の中の愚か者」

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ジョン・レノンの命日(12月8日)を前に、ポール・マッカートニーがジョンの死について語った。殺害犯を「愚か者の中の愚か者だ(Jerk of jerks)」と非難した。

◆ポール・マッカートニー画像

土曜日(12月6日)放送された英国のトーク番組『The Jonathan Ross Show』で、「ジョンが亡くなったのをどうやって知った?」と問われたポールはこう答えた。「家にいた。電話があったんだ。朝早くだった。電話に出て…、(驚いたジェスチャーをする)。みんな、そうだったと思う」

「ゾッとした。誰もが信じられなかったと思う。僕も受け入れられなかった。数日間、彼がいなくなってしまったなんて考えられなかった。ものすごくショックだった」「辛かった。誰にとってもそうだったろう。すごい衝撃だった。ケネディのときと同じようにとらえる人も多かった」

「僕にとっては、もう彼に会えない、もう一緒にいることができないんだってことがすごく悲しかった。僕の頭の中で“バカの中のバカ”ってフレーズがぐるぐる回ってた。ただのバカだ。あの男には政治的な動機があったわけじゃない。ただの思いつきで(ピストルを撃つ真似をし)バンだ」

ポールは、ビートルズ時代には「刺々しくなっていたときがあった」ものの、ジョンが亡くなる前にまたいい友人関係に戻っていたのは救いだったと話した。

また、ポールはジョンと曲を書き始めたきっかけについてこう明かした。「僕らはいつもカバーばかりやっていた。僕らの演奏はほとんどカバーだった。(同じ夜に同じ曲をカバーするバンドを)負かすために何かトリックを考えなきゃいけなくなって、ジョンと僕で曲を作り始めたんだ。そうやってスタートしたんだよ。そこに素晴らしいミューズがいたわけじゃない。ただ、僕らの演奏を知っている人達を出し抜くためだったんだ」

月曜日(12月8日)は、ジョンの命日。彼がいなくなって早くも34年が経つ。


Ako Suzuki
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