【ライブレポート】台湾でメンバー募集決定、台湾の可愛い子、AKB48グループへようこそ

2014年9月よりスタートした初の全国ツアー＜HKT48全国ツアー ～全国統一終わっとらんけん～＞の番外編として、HKT48が台湾でコンサートを開催した。AKB48グループ内でも台湾でコンサートを行うのはこれが初めてだ。

◆HKT48 画像

会場となった台北ATT SHOW BOXは開場前から長蛇の列ができ、ロビーでは映像の上映や衣装展、またメンバー等身大の“のぼり”が登場し、開場中のロビーは大変な賑わいをみせていた。約800名のファンの大歓声のなか始まった公演の1曲目は、博多の名物やスポットが歌詞に登場する「HKT48」を台湾バージョンにアレンジした「台湾48」だ。台湾名物の「小龍包」や「故宮博物院」といったワードが盛り込まれており、会場も大盛り上がり状態となった。

冒頭のMCでは指原莉乃が「東日本大震災の際の義援金と温かいご言葉、本当にありがとうございました。今日は感謝の気持ちを込めて恩返ししたいと思います」と挨拶、温かい拍手が会場を満たした。

ステージでは覚えた中国語を各メンバーが披露したり、台湾出身のテレサ・テンの「つぐない」を森保まどかがピアノ演奏、多田愛佳・神志那結衣・坂本愛玲菜・村重杏奈の4名がしっとりと歌い上げ、本編最後にはメンバーが猛練習していた五月天（メイデイ）の「戀愛ING」を披露、これには会場から驚きの歓声が上がり、ファンの方との大合唱が繰り広げられた。

アンコール終了後は、翌日に20歳の誕生日を迎える多田愛佳に向け「らぶたん」コールが勃発、予定になかったダブルアンコールで「スキ！スキ！スキップ！」が急遽披露され、大盛り上がりのまま台湾公演は幕を閉じた。

公演中盤のMCでは、指原莉乃に突然一枚の紙が渡され、他のメンバーや会場もざわつく中発表されたのは、前夜祭イベント・台北101での盛り上がりを受け急遽決定した「台湾でのAKB48グループメンバーオーディションの開催」を伝えるものだった。メンバーは「びっくりしたー！」と話し、会場からも驚きの声が上がっていた。

台湾に住んでいる人を対象に、日本で活動を行うAKB48グループのメンバー募集がスタートとなる。詳細は後日AKB48各グループのオフィシャルサイトで発表となるが、台湾の可愛い子たちがAKBメンバーとして、世界で活躍する日がやってくることになる。想像するだけでワクワクするじゃないか。






（C）AKS