倖田來未、2015年ツアーは「ウィットに富んだ内容でよりエンタテイメントを追求」

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12月6日、倖田來未がデビュー15周年イヤーを記念してファンクラブ限定1万人無料招待ライブをSTUDIO COASTにて開催した。

◆倖田來未@STUDIO COAST 画像

STUDIO COASTといえば、彼女が2005年に念願のワンマンライブを初めて開催した会場。15周年イヤーの初日にあえてこの場所を選んだ理由は、デビュー当時と変わらない“歌への情熱”と“支えてくれたファンへの感謝の想い”があったからだという。

最新曲「Dance In The Rain」で幕を開けた今回の公演は、デビュー曲「TAKE BACK」からこれまでリリースしてきた全58枚のシングルに収録されている楽曲で構成された、ベスト・シングル・コレクション。倖田來未のこれまでの歩みを1日で堪能することができる超プレミアムライブとなっている。

「倖田来未の声を通して、音楽で、愛の大切さ、人の背中を押すことができたこと、聴いている人に感動を与えられるようなライブや楽曲を発表できたこと、ファンのみんなからそういった声を聴けることが一番嬉しかった。デビュー当時はなかなかCDも売れなくて、辞めたいと思ったこともありました。でも待ってくれるファンが私の背中を押してくれた。やりたい音楽が必ずしもヒットにつながるわけではなく、そこには運やタイミングも大事なんだということも学びました。今、辛い現実が目の前にあったとしても、信じ続ければ必ず叶うと思う気持ちが大切なんだという想いは14年経った今も変わらないし、今、倖田來未がここにあるのは私自身の力だけではなく、支えてくれているファンやスタッフのおかげ。今まで経験したことを背に、これからも歌い続けていきたいです。」── 倖田來未

全速力で駆け抜けてきた20代。数々のメディア出演にツアーが加わり、その合間に新曲を制作という多忙な生活から一転、今年は改めて“音楽”に向き合い、じっくり制作に集中した期間だったという。振り返れば、12週連続シングルリリースやベストアルバムのダブルミリオンセールス、2度の東京ドーム公演、そして最近では世界初バーチャルリアリティMVの制作など、様々なことにトライしてきた彼女がこれから目指すものとは? 倖田來未は言う。

「J-POPは変わらず好きですが、これからはより柔軟に様々なジャンルの音楽に挑戦していきたい。今年は世界初のバーチャルリアリティMVの制作や、新しい監督、カメラマンといった素敵な出会いもたくさんある1年でしたが、新しいことにトライしていくことは予想のつかない出来事もつきもの。けれども、結果それまで気づかなかった新たな一面を引き出してくれる。今年1年は特に強く感じた年でした。今まで得た経験を基に私自身もどんどんアイデアを出していくので、最初イメージしていたものを超える作品が仕上がったんじゃないかなと思うことが多かったです。嬉しいことに来年のツアーも決定したので、ウィットに富んだ内容でよりエンタテイメントを追求したライブを披露できるよう、みんなの記憶に残る1年になるよう、頑張ります。」── 倖田來未

倖田來未の2015年ツアー<Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 supported by Mercedes-Benz>は、4月4日の静岡エコパアリーナからスタート。

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