藍坊主、年末恒例の忘年会ワンマン大盛況＆渋公ライブ発表

藍坊主が12月7日に新木場 STUDIO COASTにて年末恒例となっているワンマンライブ＜aobozu LIVE 2014 ～蚕の鼓笛、繭は踊る～＞を開催。アルバムを引っさげて行われる全国ツアー＜aobozu TOUR 2015 ～時計仕掛けのミシン～＞の追加公演となる東京 渋谷公会堂でのワンマンライブを2015年3月13日に行うことも発表された。

◆＜aobozu LIVE 2014 ～蚕の鼓笛、繭は踊る～＞＠新木場 STUDIO COAST　画像

年末の恒例ワンマンライブとして行われた＜aobozu LIVE 2014 ～蚕の鼓笛、繭は踊る～＞。メジャーデビュー10周年を迎える今年は、リリースを目前に控えている最新アルバム『ココーノ』からの新曲「バタフライ」、「向日葵」他、過去にリリースしたアルバム作品からも多数選曲された内容で、アンコール含め全20曲を披露した。

ライブでおなじみのオープニングSEの後、「Esto」、「瞼の裏には」で幕明け。「コイントス」などのシングル曲に「Lumo」、「柔らかいローウィン」などの人気曲も多数交えながら、バンドはどんどん観客を煽っていく。藤森（B）が2014年1年を振り返りながら、“もっとも時間をかけた楽曲”という「向日葵」をストリングスを交えて披露し、絵本のような世界で魅せる「羽化の月」、hozzy（Vo）が手掛けたミュージックビデオをバックに「夏の銀景」を演奏した。

まもなく発売されるアルバムに収録される「バタフライ」が、田中（G）が制作した映像をバックに初めてライブで披露されると、疾走感のあるサウンドと抜けるようなメロディーに、一気に会場の熱気が高まっていく。「宇宙が広がるスピードで」、「オレンジテトラポット」と続いた後は、最後にメジャーデビューアルバムに収録された「鞄の中、心の中」で本編が終了した。

アンコールでは再びストリングスと共に「オーケストラ」を会場に響かせた後、年末恒例のカバー曲の披露へ。ここでは毎年メンバーのルーツとなった楽曲が演奏されているが、今回は田中の選曲で、“約10年ほど目覚ましがわりにずっとかけている”という、Mr.Childrenの「名もなき詩」が披露された。メンバーがそれぞれがボーカルをとっていき、普段のライブでは見られないパフォーマンスに会場も大盛り上がりとなった。「春風」では会場いっぱいの拳と歓声があがり、外の寒さも吹き飛ぶような熱気に包まれた。さらにダブルアンコールとして「Love & Peace」を披露し、渡辺（Dr）のレクチャーのもと”5本締め”で2014年最後のワンマンライブを締めくくった。

藍坊主は、12月10日にニューアルバム『ココーノ』をリリース。初回限定盤にはこの日のライブでも披露されていたカップリング曲を一挙にまとめた“B面集”が特典として付く他、ミュージックビデオをまとめたDVDも収録される。ジャケットにはhozzyのイラストが使われており、初回限定盤は4面紙ジャケット仕様の超豪華版となっている。また、12月12日には、アルバムの発売を記念してツイキャスの生配信を行う予定となっている。アルバムリリースインタビューや、リスナーからのQ&Aコーナー、さらには弾き語りの生演奏も披露される予定だ（詳細は後日発表）。

そして、2015年1月16日より千葉LOOKを皮切りに、全国ツアー＜aobozu TOUR 2015 ～時計仕掛けのミシン～＞をスタートさせる。ファイナルの2015年3月13日の東京 渋谷公会堂のチケット一般発売は12月23日から。





◆藍坊主 オフィシャルサイト
◆藍坊主 トイズファクトリーサイト
◆藍坊主 iTunes Store
◆藍坊主 レコチョク