【イベントレポート】Qoo Bee Little、アジア初となるレゴランドでのライブは満員御礼

ツイート


シンガーソングライターのQoo Bee Littleが、12月7日(日)にお台場にある「レゴランド・ディスカバリー・センター東京(LDC東京)」にてワンマンライブ<Qoo Bee Little in LEGOLAND Discovery Center Tokyo~くぅびぃのXmas BOX~>を開催した。

◆Qoo Bee Little<Qoo Bee Little in LEGOLAND Discovery Center Tokyo~くぅびぃのXmas BOX~>ライブ写真

こちらが、この一夜のオフィシャル・ライブレポートとなる。

  ◆  ◆  ◆

今年の7月、六本木morphで開催した<はじめてのわんまんらいぶ>を大成功に収めたシンガーソングライターのQoo Bee Littleが、12月7日(日)レゴランド・ディスカバリー・センター東京(LDC東京)にてワンマンライブ<Qoo Bee Little in LEGOLAND Discovery Center Tokyo~くぅびぃのXmas BOX~>を開催。

レゴランドは世界六カ国に六か所あり、LDC東京は300万個以上のレゴ(R)ブロックが迎えてくれる屋内型アトラクション。“オモチャ”をサウンドテーマに独自の世界観を展開するQoo Bee Littleには、まさにピッタリと言えるステージだろう。

更に、これまで、レゴランドではアメリカのアトランタで「エド・シーラン」がライブをおこなって以来、全世界のレゴランドで開催される音楽ライブイベントは、今回が2度目、つまりアジア初、日本人として初の快挙となる。

大人だけの入場は月に一回“オトナのレゴナイト”の日のみと限定されている、完全な異空間テーマパークで開催された記念すべき初ライブは、会場となった4Dシアターに立ち見が出る程。ステージ全体がレゴ(R)ブロックや人形で埋め尽くされており、入場した観客からも「可愛い!」の声が上がった。

ドット模様のつなぎを着たサポートメンバーの堤博明(G)、内田義範(Ba)、安川亜希(Mar)が演奏を始めると、拍手を受けながらキラキラとしたレゴカラーの衣装でQoo Bee Littleも登場。この日は衣装だけでなく、ギターストラップもマニキュアも、髪の色もすべてレゴカラーという徹底ぶり。

「Qoo Bee Littleです。レゴランドへようこそ!私の曲は、おもちゃ箱の世界みたいな曲が多いので、どうしてもここでライブをしたいと思っていました。その夢が叶い、とても嬉しいです。今日はたっぷり、私のおもちゃ箱の世界と曲を楽しんでいって下さい。」そう挨拶すると、切なくも美しい“my melodies”や、楽曲の世界観と共にハンドベルの音色が寓話の森へ誘うような“世界は小さな歌を知らない”、マリンバや鈴の音色がキュートな “イタズラ”など、 インタールード要素がたっぷりな曲もふんだんに散りばめる。

年内に二度目のワンマンライブを考えていたというQoo Bee Little。「次のワンマンライブは絶対に面白い会場でやろうと思ってずっと“どこにしよう、どこにしよう”って考えていました。」と、7月に開催された初ワンマンライブ後には、すでに次のライブの構想を練っていたと言う。そういう中で、このレゴランドを思いつき、子どもを持つ友人と下見に来たり、自らライブの開催交渉をしたりなど、今回のワンマンライブを迎えるにあたっての裏話やエピソードを語った。更に、ライブハウスと違って会場の設置時間が少ないことから戦争状態だったと笑いながらも「本当にいつもスタッフのみなさん、ありがとうございます。」と感謝を述べた。

“elmo”が終わると、一旦Qoo Bee Littleは退場。サポートメンバーによる“クリスマスソング”に手拍子が弾み、Qoo Bee Littleは黒の衣装に着替えて再び登場。スカートにはレゴ(R)ブロックが散りばめられている。その後、ブライト感溢れる“Rabbit Hole”やロックテイストの“オモチャロック”でヒートアップ!

「レゴって赤、青、黄色、緑っていう感じがするんです。だから頭の中がここ何ヶ月間か赤、青、黄色、緑になっていました(笑)。」そう笑うQoo Bee Little。椅子や、レゴ(R)ブロックがついた箱など、ステージに設置されたものの殆どが手作り。“聴く”だけでなく“見る”ことも念頭にライブ構成する彼女は、PVでも手作りのセットを作るなど、常に美術構成にこだわりを持っている。確かにここ最近の彼女のオフィシャルTwitter写真はレゴカラーに染まっていた。そのため、「すごく可愛い、本当のおもちゃ箱のような世界を表現出来てとっても嬉しいです!」と心からの笑顔をみせ、会場からも拍手が湧いた。

その後、現在配信リリースされている“Positivity”、“Stupid Bee”に加え、ファンからも人気の高い“僕の嘘”、雑誌『TRUNK』のCM曲“Trunk”など、全19曲を披露し、本編終了。アンコールは、レゴなどのおもちゃが好きだったQoo Bee Littleが高校生の頃にトイザらスでバイトしていた話や、バンドメンバーのレゴエピソードなど、和やかな雰囲気のMCから始まり、マドンナやテイラー・スイフト、アリアナ・グランデやなどもカヴァーしたアーサー・キッドの“Santa baby”をクリスマスムードたっぷりなサウンドでカヴァー。最後は「人生を楽しみましょう!」という言葉と共に“Party”で<Qoo Bee Little in LEGOLAND Discovery Center Tokyo~くぅびぃのXmas BOX~>の幕は閉じた。

text:秋山昌未

  ◆  ◆  ◆

<Qoo Bee Little in LEGOLAND Discovery Center Tokyo~くぅびぃのXmas BOX~>
2014.12.7日(日) @レゴランド・ディスカバリー・センター東京 SET LIST
1.XmasBox(オープニング)
2.Be My Jelly
3.Replicant Moon
4.momo
5.my melodies
6.世界は小さな歌を知らない
7.イタズラ
8.Candy
9.elmo
10.クリスマスソング
11.ユメノセカイへ
12.Funny Buzzy
13.Rabbit Hole
14.オモチャロック
15.Positivity
16.僕の嘘
17.Trunk
18.クゥビィノハナウタ
19.Stupid Bee
<Encore>
En1.Santa baby
En2.Party


この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス