マイケル・スタイプ「また歌うが、R.E.M.の再結成はない」

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R.E.M.のフロントマンだったマイケル・スタイプは、年を取り声が良くなったと実感しているそうだ。すぐにではないものの、また歌いたいと考え始めているが、2011年に解散したR.E.M.の再結成はあり得ないという。

◆R.E.M.画像

土曜日(12月13日)に放送された米CBSの『This Morning』のインタビューで、スタイプは「また歌うと思う」と話した。

R.E.M.を解散したときはソロ活動に否定的な見方をしていた彼だが、3年経ち考えが変わったようだ。「ライブ・パフォーマンスしているバンドを観に行くと、辛いね。ステージ見上げて“僕もそこにいたいな”って思うことがある」と明かした。

また、最近、歌うのはもっぱらシャワーを浴びているときだけだと言うが、「悪くないよ(笑)。歳を取って(声が)良くなったと思う」と話した。しかしながら、活動を再開するのは「すぐではない」し、R.E.M.の再結成に対しては「意味がない。僕はノスタルジアってものが嫌いなんだ。過去を振り返るのは得意じゃない(笑)」と否定した。

R.E.M.は11月終わり、MTVやその関連チャンネルで放送されたパフォーマンスやドキュメンタリー映像を収録した6枚組のDVDセット『REMTV』を、先週、7インチ・シングルのボックス・セット『7in-83-88』をリリースした。

スタイプは4月、ロックの殿堂入りのセレモニーでニルヴァーナを紹介。音楽面では、友人のトム・ギルロイが監督した映画『The Cold Lands』のためにインストゥルメンタルの曲を書き下ろしている。

Ako Suzuki
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