【イベントレポート】<MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>、でんぱ組からミリヤまで熱唱

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音楽を通じて新しい年への前向きなパワーを発信するライブイベント<アメリカン・エキスプレス 百貨店ギフトカード presents MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>が開催、イベント初日には、でんぱ組.inc、C&K、BACK-ON、BEE SHUFFLE、華原朋美、加藤ミリヤの6組のアーティストが登場し、国立代々木競技場第一体育館に熱い想いを届けるステージを披露した。

■でんぱ組.inc

2014年の<MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>のトップを飾るのは、でんぱ組.incの6人。代々木第一体育館を埋め尽くす無数のペンライトに迎えられステージに登場すると、「ちゅるりちゅるりら」で一気に会場を彼女たちのカラフルな世界に塗り替えてしまう。ステージで躍動する彼女たちに負けじと、観客も一緒になって歌い、踊っている。「Yo、Yo、Yo、Yo、代々木!」というコール&レスポンスから「バリ3共和国」を披露すれば、会場はクライマックスの熱狂に。続く「VANDALISM」はド派手なラップで畳み掛け、「でんでんぱっしょん」ではメンバーが自身のカラーのリボンを使って踊り、会場に華やかな熱気を届けた。2015年2月にはここ代々木第一体育館での2Daysワンマンライブ「でんぱーりーナイトdeパーリー」を行うでんぱ組.inc。ラストはライブのタイトルにもなった「でんぱーりーナイト」でフィナーレ。6人の躍動感あふれるパフォーマンスに、会場は早くも最高潮の盛り上がりに包まれた。

■C&K

バックダンサーと共になぜか警官の衣装に身を包んでステージに登場したC&K。CLIEVYとKEENはステージをところ狭しと駆け回り、歌いながら何度も何度も観客を煽る。揃いのダンスで盛り上がる「to di Bone」、会場から大きなハンドクラップが起こった「ジャパンパン~日本全国地元化計画~」と、ライブが進むごとに2人のパフォーマンスに巻き込まれていくように、会場の熱気はどんどん膨らんでいく。コミカルなパフォーマンスで会場を沸かせる一方で、バラード曲「みかんハート」では2人の切ないコーラスで観客の胸を締め付けた。ラストの「踊LOCCA~around the world 新たなる冒険~」では観客が肩を組んで飛び跳ねるほどのお祭り騒ぎの盛り上がりに。まさに2人の独壇場と言える圧巻のステージだった。

■BACK-ON

代々木第一体育館に痛快なロックサウンドを響かせたのは、BACK-ONだ。リリースしたばかりの新曲「セルリアン」でライブをスタートすると、「せっかく集まったんだから、熱くなっていきましょう!」とKENJI03(Vocal / MC / Guitar)が語り、会場を盛り上げていく。2015年には全国ツアー<BACK-ON TOUR 2015>と、ワールドツアーも決定しているという彼ら。KENJI03が「ツアーに来てくれないと、ダメよ~ダメダメ!」と語って観客を笑わせつつ、2014年にリリースしたアルバム『RELOAD』の冒頭曲「ニブンノイチ」でさらに会場の興奮をヒートアップさせる。ラストは、「代々木の皆さん、跳べますか!」と「Departure」を披露。ド派手なバンドアンサンブルの中にも前向きなメッセージを届ける、彼らならではの鮮烈なライブパフォーマンスだった。

■BEE SHUFFLE

日本人2人、韓国人3人からなるBEE SHUFFLEは、心温まる歌とダンスパフォーマンスで観客を魅了する。「SHUFFLE WORLD!! ~intro~」でうちわを片手にダンスを見せると、「グイグイグイ↑↑↑」ではユニークなダンスで観客の心を鷲づかみに。「この時期にピッタリのクリスマス・ソングをお届けします」とJUNが語って歌ったのは、12月24日発売の1stアルバム『Welcome to the SHUFFLE WORLD!!』収録のミディアムバラード「Silent Magic」だ。さらにアルバム収録のポップチューン「FB♡BABY」で会場を華やかに盛り上がると、ラストは彼らのデビュー曲「Welcome to the Shuffle!!」。誰もが思わず笑顔になってしまう5人のパフォーマンスが、会場に爽やかな熱狂を届けてくれた。

■華原朋美

代々木体育館中が「朋ちゃ~ん!」という大きな歓声に包まれる中ステージに登場した華原朋美。真っ赤なドレスに身を包み、会場をにこりと見回して「I BELIEVE」でライブの幕開けを飾る。その真っ直ぐで伸びやかな歌声で観客の心を撃ち抜くと、さらに「恋しさと せつなさと心強さと」から始まるメドレーで畳みかける。2人の女性ダンサーと共に踊り歌う彼女は、ニコニコと本当に楽しそうな表情だ。ジャジーなアレンジの「Hate tell a lie」を歌い終えると、「大変。結構、大変」と息を切らしながら水を飲む。3年連続で『MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE』に出演している華原は、「私を呼んでくださってありがとうございます。3年間、頑張って来れたかなって嬉しかったです」と声を詰まらせた。ラストは、「一緒に歌ってください」と「I'm proud」を披露。芯の強い歌声と、彼女の楽しそうな笑顔が印象的なステージだった。

■加藤ミリヤ

この日のトリを飾るのは、加藤ミリヤだ。バックバンドと共にステージに立ち、「Shape of love」で力強いライブパフォーマンスを披露すると、会場からは割れるような大歓声。「HEART BEAT」では観客が一緒になって歌い、会場中に熱い一体感が満ちあふれた。「元気ですか? 私で今日のイベントは最後なので、皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と語り、自身のナンバーをメドレーで歌っていくと、彼女のエモーショナルに満ちた歌声が会場の興奮をヒートアップさせていった。「Aitai」ではサビを観客が大合唱。加藤ミリヤのスケール感あふれるライブパフォーマンスに、会場中に笑顔が広がる。2014年にデビュー10周年を迎え、3枚のアルバムをリリースし、3回のツアーを行ったという加藤ミリヤ。2015年1月にリリースするシリアスなメッセージ・ソング「少年少女」で会場を圧倒すると、最後は会場がこの日一番の盛り上が理に包まれた「EMOTION」でフィナーレ。彼女らしい力強く華やかなパフォーマンスで、<MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>初日のラストを鮮やかに飾ってくれた。

<アメリカン・エキスプレス 百貨店ギフトカード presents MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>

2014年12月20日(土)、21日(日)
13:30開場/15:00開演/19:30終演
@国立代々木競技場第一体育館
出演: BACK-ON、BEE SHUFFLE、C&K、CTS、でんぱ組.inc、JUJU、華原朋美、加藤ミリヤ、倖田來未、May J.、三浦大知、乃木坂46
(*アルファベット表記でのABC順;20日出演予定だったサラ・オレインは緊急入院により出演中止)
www.musicforall.jp
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