“アナ雪”本家イディナ・メンゼル、第65回NHK紅白歌合戦に出演

映画『アナと雪の女王』で“雪の女王”エルサ役（声の出演）を演じ、自らが歌った主題歌「Let It Go」でアカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞するなど、一気に世界的なスターとなったイディナ・メンゼルの第65回NHK紅白歌合戦出演が決定した。現在ブロードウェイでミュージカル公演に主演しているため、ニューヨークから中継で「アナと雪の女王」スペシャルメドレーを披露するようだ。

◆イディナ・メンゼル画像

さらに番組内では、映画日本版でアナ役をつとめた神田沙也加と日米姉妹共演も実現する。2人は、マンハッタンの特設会場から映画『アナと雪の女王』の挿入歌「生まれてはじめて」と「レット・イット・ゴー」を披露する予定だ。「生まれてはじめて」では、神田が日本語でアナのパートを、そしてイディナが英語でエルサのパートを歌うという、スペシャルコラボに挑戦する。また、今回のメドレーでは、「レット・イット・ゴー」をNHKホールの出演歌手やテレビの前の視聴者と一緒に日本語で歌う企画も用意されている。海を越え、日本とアメリカで一緒に歌う“シングアロング”が実現する。

今回の共演に関して、2人からそれぞれコメントも届いている。

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「今回、日本の「紅白歌合戦」に出演させていただけることとなり、大変光栄です。
NHKホールにうかがうことは出来ませんが、ここニューヨークから神田沙也加さんと一緒に歌えるのを楽しみにしています。もうすぐですね！愛をこめて」──イディナ・メンゼル

「ミュージカルを観る側としても、僭越ながら演じる側としても、夢のようなプレゼントをいただいた想いで居ります。今回の『アナと雪の女王』という作品を通して、実際にイディナさんとお逢いしコラボレーションすることが出来るなんて本当に光栄です。どうもありがとうございます。
まだまだ自分には100万年早いという想いもありますが、せっかくいただいたこの大舞台を、今の私の全力で歌う事ができればと思います。」──神田沙也加

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ィナ・メンゼルは2014年11月に『スノー・ウィッシズ〜雪に願いを』をリリースし、日本だけのスペシャル・トラックとして山下達郎「クリスマス・イブ」の英語カバーを収録している。このアルバムではセリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」やマライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」など数多くのクリスマスヒット曲が楽しめる。日本でもおなじみの「レット・イット・スノー」などのクリスマスの定番曲、またイディナ本人が好きだったというジョニ・ミッチェルのクリスマス・ナンバー「リヴァー」、さらにマイケル・ブーブレとのデュエット曲「ベイビー・イッツ・コールド・アウトサイド[Duet with マイケル・ブーブレ]」などのウィンター・ソングが収録されたアルバムだ。オリジナル・バージョンよりややゆったりとして壮大なミュージカル風アレンジも聴きどころとなっている。

イディナ・メンゼルは、2015年6月に初の来日公演も決定、日本武道館を含む東名阪3公演を行う。



◆イディナ・メンゼル・オフィシャルサイト
◆イディナ・メンゼル・オフィシャルサイト（海外）