ザ・ランナウェイズの育ての親キム・フォウリー、死去

ツイート

木曜日(1月15日)、ザ・ランナウェイズを発掘したことでも有名な鬼才プロデューサー、キム・フォウリーが亡くなった。膀胱がんを患っていたという。75歳だった。

◆ザ・ランナウェイズ画像

1960~1970年代、ソングライター、ミュージシャン、プロデューサーとして活躍し、プロデューサーとしてはジーン・ヴィンセント、アリス・クーパー、キッス、ランナウェイズなど数多くの作品を手がけた。バーズの曲を共作したり、フランク・ザッパのアルバムにも参加している。また、セールス的には振るわずとも、彼のソロ・アルバムはカルト的な人気を博していた。

ジョーン・ジェットは「キムは友達だった。たくさんのことを教えてもらった。とても悲しい」と、リタ・フォードは「Rest In Peace Kim Fowley」「ときどき、キム・フォウリーがいなかったらリタ・フォードはなかったんじゃないかって考える」と追悼の言葉を寄せた。

旧友のモトリー・クルーのニッキー・シックスは「RIP キム・フォウリー。1970年代後半、一緒に企業主導の音楽の失墜を計画していた時期が俺は好きだった。君は、俺にとって怖いもの知らずのオリジナルだった」と追悼し、「1979年、キム・フォウリーからブロンディのために曲を作ってくれって頼まれた。ボツになったって聞いた。その曲は、その後「Stick To Your Guns」になった」との逸話も明かした。

合掌。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス