【ライブレポート】泉沙世子から泉彩世子へ、満員の会場で新スタート

ツイート

2014年11月、アーティスト活動名を泉沙世子から本名の泉彩世子に変更、新しいスタートを切った泉彩世子が、初のワンマンライブを開催、満員のファンが集結した。

◆泉彩世子画像

2012年に行なわれたキングレコード創業80周年企画「Dream Vocal Audition」オーディションで1万人を超える応募者の中から見事グランプリを獲得し、自作曲「スクランブル」でデビューした泉沙世子だが、今回のライブは泉彩世子として、そして自身初となるワンマンライブとなるもので、渋谷Star loungeはこの時を待ちわびたファンでぎっちりと埋め尽くされた。

これまでに発表した4枚のシングルがいずれも映画のタイアップとなり、自身も映画に出演するなど活躍の場を広げてきた泉彩世子だが、新たなスタートともいうべきこの日のステージは、ファンからの人気も高いセカンドシングル「境界線」で幕を開けた。

会場の音響機材の不調があったものの、ソウルフルな泉彩世子の歌声を最大限に活かすバンド編成によるそのバンドサウンドは、様々な曲を力強くそして優しく歌いこなしていく泉彩世子の多彩なステージを描き出していた。


中盤では泉彩世子の音楽的なルーツでもある井上陽水「氷の世界」と、サム・クック「A change is gonna come」のカバーが披露されたほか、会場限定で発売された新しいCDに収録された3曲を含む全16曲が披露された。なかでも、この日のアンコールで初めて披露された新曲「愛の詩」に込められたメッセージと力強い歌声は素晴らしく、この日のハイライトとなった。

いくつもの新曲は泉彩世子の持つ様々な側面を表す、新しい魅力を伝えるものであり、新たなスタートを切った泉彩世子の今後を期待させるに十分なパフォーマンスでもあった。

Photo:田渕日香里

<泉 彩世子 ワンマンライブ2015「intro…沙世子から彩世子へ」>

2015年1月16日(金)@渋谷STAR LOUNGE
1.境界線
2.飛行機雲
3.Love you Darling
4.センチメンタル5 時
5.おさらば
6.手紙
7.あっきょの唄(仮)
8.氷の世界(井上陽水-cover)
9.A change is gonna come(Sam Cooke-cover)
10.グレーゾーン
11.スクランブル
12.笑い飛ばせ
13.アイリス
14.カス
EN1.愛の詩
EN2.1 月と8 月

◆泉 彩世子オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報