三池崇史監督の極道映画、ピエール瀧もリリー・フランキーと対決

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三池崇史監督、市原隼人主演の映画『極道大戦争』の公開初日が、6月20日(土)に決定したと共に、すでに発表されている主演の市原隼人、ヤヤン・ルヒアンのほかにも、豪華キャストが明らかとなった。メインキャストとして、成海璃子(22)、リリー・フランキー(51)、高島礼子(50)、青柳翔(29)、渋川清彦(40)、優希美青(15)、ピエール瀧(47)、でんでん(65)といった個性的な俳優陣が揃った。

◆映画『極道大戦争』 画像

『極道大戦争』は、ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は次々とヤクザ化してしまうという、奇想天外&予測不可能な完全オリジナルストーリー。三池崇史監督が自身の原点回帰と位置づけ 初心に戻って挑んだ、これぞ「三池節」の極道エンターテイメントとなっている。

市原隼人演じる主人公・影山の覚醒を支えるヒロイン・杏子には、『妖怪大戦争』以来、10年ぶりの三池組参加となる成海璃子が出演。史上最強伝説をもつヤクザの組長・神浦玄洋には、リリー・フランキーが扮しており、ピエール瀧はリリー・フランキーとの対決シーンも行っているということだ。また、3月にCDデビューすることが昨日2月2日に発表されたばかりの優希美青も出演。ヤクザヴァンパイアに変身する女子高生を演じる。

成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、三池崇史監督からそれぞれコメントも届いている。

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「10年ぶりに三池組へ参加できて嬉しいです。私はヤクザ化しなかったので、すこし寂しかったです。ヤヤン・ルヒアンさんのファンなので共演できて光栄でした。」──成海璃子

「監督の演出はもの凄く独特で興味深く、『明日もまた行きたい』と思わせてくれる現場でした。」──リリー・フランキー

「もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが 勝ってました。現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました。」──高島礼子

「観客の皆さんには、自分の物差しで計算できるものだけでなく、こういう映画もあっていいんだと、 おもいっきりこの作品を楽しんでもらいたいなと思います。」──三池崇史監督

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映画『極道大戦争』

6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿 ほか全国ロードショー

監督:三池崇史
脚本:山口義高
出演:市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでん ヤヤン・ルヒアン
配給・宣伝:日活

[ストーリー]
神浦玄洋・・・史上最強といわれるヤクザの組長。 異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――
海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋(リリー・フランキー)を組長とする神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。神浦を狙う刺客たちは何者なのか? なぜ、神浦を狙うのか? 死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する・・・「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた──

(C) 2015「極道大戦争」製作委員会

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