【イベントレポート】片平里菜「この曲に影響されて、新しい曲が生まれました」

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マルーン5のアダム・レヴィーンが銀幕デビューしていることでも話題となった映画『はじまりのうた』の日本公開が2月7日と迫る中、2月5日(木)に東京新宿ピカデリーの大階段スペースにて、片平里菜による公開トークショー付き弾き語りライブが行われた。

◆片平里菜画像&パフォーマンス映像

片平里菜は、劇中でヒロインのキーラ・ナイトレイが歌い、第87回アカデミー賞授賞式でアダム・レヴィーンがパフォーマンスすることも決定している主題歌「LOST STARS」を、『はじまりのうた』映画公認アーティストとしてカバーしている。


客のいないライブハウスでヒロイン・グレタ(キーラ・ナイトレイ)が演奏する冒頭のシーンから引き込まれたという片平里菜は「グレタがすべて自分にかぶってしまって、失恋して曲を書いたり、すべて自分が経験したことばかりで。共感で感動」とうっとり。映画の舞台であるニューヨークでの滞在直後に本作を鑑賞したことから「奇遇だと思ったし、場所が映るたびに『ここも行った!』みたいな。映画を観てまた行きたくなったし、グレタが野外で録音する場面は『先にやられた!』と思いましたね」と、映画でのことながらも、同じミュージシャンとして羨ましそうだった。

また「セントラル・パークでボートに乗りながら弾き語りをしてみたいし、彼氏の留守番電話に歌を録音するシーンも素敵だった」とミュージシャン目線で映画の注目ポイントを挙げ、「グレタが歌う失恋をテーマにし“LIKE・A・FOOL”は失恋にのめり込んで傷ついていたら書けない曲。失恋を乗り越えたからこそ作れた曲だから、凄いなと思った」と曲の裏側にあるキャラクターの感情を読み取っていた。

この日、イベント終盤には満席の観客を前に初めて「LOST STARS」を生弾き語りが行われた。劇中のキーラにも勝る切なさ溢れる美声を聴かせた片平里菜は「この曲をカバーしてみて、人前で歌ってみると曲の良さも改めてわかりました。切ない。ちょっと憑依しました」と照れ笑い。さらに「この曲に影響されて、新しい曲が生まれました。和訳を読みながら心に刺さるものがあって、そこからイメージが広がって…。アレンジはまだできていないけれど、曲としては完成しました」と新たな楽曲が誕生したことを明かした。



映画『はじまりのうた』


監督:ジョン・カーニー
出演:キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、アダム・レヴィーン(マルーン 5)
2013年/アメリカ/英語/カラー/104分/原題:BEGIN AGAIN
(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED 配給:ポニーキャニオン
2015年2月7日(土)全国ロードショー


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