【ライブレポート】モトリー・クルー「これが最後」、ファイナルツアーついに開幕

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2014年1月に開かれた会見にて「これが最後」と高らかに宣言したモトリー・クルーのTHE FINAL TOUR日本公演が、2月11日(水・祝)神戸ワールド記念ホール公演からスタートを切った。

◆モトリー・クルー画像


モトリー・クルーにとってこの日本公演が2015年のツアーのスタートとなることもあり、2014年の怒涛のツアー日程からひと時の休養を経て今回の来日を迎えていた。大阪到着後に観光を楽しんだメンバーもいたようで、充実した時間を経てのステージの登壇となった。

充実したパフォーマンスにも期待がかかる日本公演初日、神戸ワールド記念ホールは今回の日本公演で唯一のアリーナエリアがスタンディングとなっている公演となっており、開場と同時にファンが我れ先にとアリーナ前方を埋め尽くしていった。場内で開演を待つファンは、このTHEFINALTOURの目玉でもあるステージからアリーナの中央ほどまで伸びる異様なステージセット「ドラムコースター」のレールを振り返って眺めている。そのセットを見ているだけでもワクワクしてくるそのセットは、海外から彼らが持ち込んだものだ。


さまざまな演出でファンを楽しませてきたモトリー・クルーだが、この最後のツアーで見せてくれるこのステージセットを使ってのドラムソロは、生ライブで見てこそ、その凄さを実感する価値のある度胆を抜くパフォーマンスとなっていた。

2015年になって突如、海外で配信が開始された新曲(日本では3/4配信開始予定)の披露にも期待がかかったが、神戸公演では残念ながら披露されず、明日の名古屋公演以降での披露に期待したいところだ。


これまで数々の日本公演を行ってきたモトリー・クルーだが、この<THE FINAL TOUR>では日本への愛はMCからも感じ取れる。それ故の観客との一体感は、これが最後のツアーだということを忘れさせつつも、今回ツアーの最後にいつも演奏されてきている「HOME SWEET HOME」が演奏されはじめると、その寂しさに襲われるところだ。

バンド結成から30年以上の歴史を2015年で閉じようとしているモトリー・クルーの歴史の一部に、是非参加してみてほしい。このモトリー・クルー<THE FINAL TOUR>日本公演は、この後、2月12日(木)名古屋ガイシホール、2月14日(土)、15日(日)さいたまスーパーアリーナと続き、2月17日(火)福岡国際センターで最終日を迎える。


なお、ニッキー・シックスは日本公演終了後も日本に残り、Sixx:A.M.で2月19日(木)に行われるVAMPS主宰のロック・フェス<VAMPARK FEST>に出演する。

(C)Creativeman Productions All Rights Reserved.

<モトリー・クルーTHE FINAL TOUR in JAPAN>公演スケジュール
大阪/神戸2月11日(水・祝)神戸ワールド記念ホール
名古屋2月12日(木)日本ガイシホール
東京2月14日(土)/15(日)さいたまスーパーアリーナ
福岡2月17日(火)福岡国際センター

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