エアロスミス、最新ライヴ劇場公開決定

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エアロスミス最新ライヴ映像『エアロスミス ロックス・ドニントン 2014』が日本でも劇場公開されることが決まった。最速先行プレミア上映は、3月29日(日)新宿シネマートで開催、当日はBSフジ『伊藤政則のロックTV!』の収録も行われ、ナビゲーターの伊藤政則も参加する予定だ。

◆エアロスミス画像

『エアロスミス ロックス・ドニントン2014』は、そのタイトル通り英国ドニントン・パークで収録されたエアロスミスの最新ライヴ作品である。ドニントン・パークは、英国最大級の規模と動員を誇る大型野外フェス<ダウンロード・フェスティバル>の開催地でもあり、2014年6月15日にエアロスミスはヘッドライナーとして出演を果たした。3日間にわたって開催され、他の公演日でトリを飾っていたのはアヴェンジド・セヴンフォールドとリンキン・パークで、他にもロブ・ゾンビやフォール・アウト・ボーイなどが出演者として名を連ねていた。

公演当日、ライヴにおける定番曲のひとつである「トレイン・ケプト・ア・ローリン」で幕を開けたエアロスミスのステージでは、「ドリーム・オン」や「ウォーク・ディス・ウェイ」から「ミス・ア・シング」に至るまで、新旧を織り交ぜた全20曲が披露された。その100分を超えるパフォーマンスが、この映像にはぎっしりと詰め込まれている。まさに、痒いところに手が届いた選曲のライヴ・ベスト的内容といえるもので、エアロスミス入門者にとっても最適な作品となっている。

1973年、エアロスミスはアメリカ東海岸のボストン出身の5人組としてデビュー、1970年代半ばから後半にかけ最初の成功を手にするものの、ドラッグなどの問題を抱えながら一時は分裂してしまう。しかしながら一時離脱していたジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードという両ギタリストが復帰し、1980年代半ばから1990年代にかけては『パーマネント・ヴァケイション』(1987年)や『パンプ』(1989年)、『ゲット・ア・グリップ』(1993年)といった作品で1970年代を遥かにしのぐ実績をあげ、まさに“世界でいちばん有名なロック・バンド”として広く認知を集めるようになった。映画、『アルマゲドン』の主題歌である「ミス・ア・シング」のヒットによって、日本でもその認知はお茶の間にまで広がっている。

2010年当時には、スティーヴン・タイラーがソロ活動を切望する発言をしたことから、彼の脱退説が飛び交うといった事態も迎えていたが、バンドはそうした危機を乗り越えながら今もなお存続し続けており、まだまだその歴史はこれから先も塗り替えられていくことになることだろう。


現時点での最新オリジナル・アルバムは2012年発表の『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』で、同作発表後の2013年には『エアロソニック』へのヘッドライナーとしての出演を含むジャパン・ツアーが行なわれており、どんな規模の場所でも無条件にすべてのオーディエンスを束ねてしまうライヴ・バンドとしての魔力の凄まじさを日本のファンに見せつけている。

プレミア上映のチケット購入方法、詳細は3月7日(土)26:00から放送の『伊藤政則のロックTV!』で発表される。

『伊藤政則と見る! エアロスミス ロックス・ドニントン 2014』最速先行プレミア上映会

3月29日(日)
@東京・新宿シネマート
開演:14:30
チケット:2,500円(税込)

『エアロスミス ロックス・ドニントン 2014』
《2014年6月15日ダウンロード・フェスティバル収録》
1.トレイン・ケプト・ア・ローリン
2.イート・ザ・リッチ
3.ラブ・イン・アン・エレベーター
4.クライン
5.ジェイディッド
6.リヴィン・オン・ジ・エッジ
7.ラスト・チャイルド
8.フリーダム・ファイター
9.セイム・オールド・ソング・アンド・ダンス
10.ジェイニーズ・ガット・ア・ガン
11.トイズ・イン・ジ・アティック
12.アイ・ドント・ウォント・トゥ・ミス・ア・シング
13.ノー・モア・ノー・モア
14.カム・トゥゲザー
15.デュード(ルックス・ライク・ア・レディ)
16.ウォーク・ディス・ウェイ
17.ホーム・トゥナイト
18.ドリーム・オン
19.スウィート・エモーション
20.ママ・キン

◆『エアロスミス ロックス・ドニントン 2014』オフィシャルサイト
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