ブリンク182「トム・デロングは男らしく辞めるべき」

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ブリンク182のトラヴィス・バーカー(Dr)が、バンドを脱退していないと主張するトム・デロングに対し「男らしく辞めるべきだ」と進言した。ブリンク182は1月、デロングの脱退を発表したが、デロング本人はその直後「自分は辞めていない」との声明を出していた。

◆トム・デロング『To The Stars』画像

バーカーは『Alternative Nation』にこう話した。「要するに、俺ら、ライヴをやることになってて、今年初めにレコーディング/リハーサル・スタジオを予約してた。それが大晦日の前日、トムのマネージャーからメールが来て、彼は無期限でバンドの活動を休止する、しばらくブリンク182関連のことはやらないって言ってきたんだ。期間はわからないって。俺らすでにレコード契約やギグの予定が入ってた。だから、このギグはトムじゃなくMatt Skiba(Alkaline Trio)とプレイすることにしたんだ」

「トムが辞めるのはこれで3度目だと思う。俺ら、言ってなかったから、みんな知らないけど。でも、今回は堪忍袋の緒が切れた。ファンにとってよくない。あいつはいつも、でかいツアーやアルバムのレコーディングには同意するんだ。でも、スタジオへ入ることになると、なんだかんだ言い訳を見つける。連絡さえ寄越さない。マネージメントが言ってくる。そんなことがあると、やりたくない奴を強制することはできない、前へ進む時だって決心する日が来るんだよ」

「彼の成功を祈る。俺が思うに、彼がすべきことは、辞めてないって言い回るんじゃなく、男らしくバンドを去るんだな」

ブリンク182は3月22日、バーカーが主催するフェスティヴァル<Musink>でMatt Skibaをフロントにパフォーマンス。一方のデロングは先週、ブリンク182のものも含むと考えられる“デモや半端もの”を集めたソロ・アルバム『To The Stars』を4月21日にリリースすると発表した。

Ako Suzuki
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