【インタビュー】リクオ「チャボさんと共演すると、みんな10代のロック少年みたいになるんですよ」

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▲リクオ&仲井戸“CHABO”麗市&梅津和時。

ピアノマン・リクオがオーガナイザーを務め、さまざまミュージシャンと各地でセッションを繰り広げるライヴ・イベント<HOBO CONNECTION>。2010年にリクオのCDデビュー20周年を記念しておこなわれた30数組(!)のアーティストとのコラボをきっかけに生まれたこのイベントは、今や春の風物詩となった感がある。今年も東京から沖縄まで、街から街を旅をするHOBOたちの一期一会のセッションが繰り広げられる。主催者のリクオに話を訊いた。

◆<HOBO CONNECTION>~画像~

■媒介者というかバトンを渡す役割をやらせてもらえたら
■という気持ちが強くなってきたんですよね。


──リクオさんは2015年でCDデビュー25周年なんですよね。

リクオ:そうなんですよ、僕も2015年に入ってから気付いたんですけど(笑)。

──<HOBO CONNECTION>は元々はリクオさんの20周年記念ライヴだったんですよね。イベントとして続けることになったのはどんなきっかけがあったんでしょうか。

リクオ:20周年記念として、2010年11月に下北沢GARDENでゆかりのある30数人のミュージシャンそれぞれとセッションするという2daysの企画をやったんですけど、それが2012年に2CD+1DVDの『HOBO CONNECTION Vol.1』としてリリースされることになって。そのときにバンバンバザールの福島(康之)君から「この企画は続けて行った方が良いのでは」と提案をもらったんです。それで自分が中心になってホスト役をやりながら世代やジャンルを越えて色んなミュージシャンが集まって一期一会のセッションをする企画内容で改めて立ち上げたんです。

──モデルにしたイベントってあったんですか?

リクオ:ありました。例えば『ラスト・ワルツ』(The Last Waltz)ですね。若い頃にあれを見て、僕にとっては色んなミュージシャンと出会うきっかけになったんで。アメリカン・ミュージックの連なる歴史というものを知ることができましたし。あとはスクイーズというバンドにいたピアニストでシンガーのジュールズ・ホランドが、イギリスのテレビで「Later With Jools Holland」という番組をやっていて、自分がホスト役になって毎回色んなミュージシャンとセッションするんです。そういうイメージもありました。

──そうした憧れがまずあったんですね。

リクオ:そうですね。それとこれは<HOBO CONNECTION>を続けて行く上での自分のモチベーションにもなっているんですけど、キャリアを重ねて行って自分が“ああしたいこうしたい”ということだけじゃなくて、求めてもらえる役割みたいなものが出て来たなと思うんです。それは例えば自分が神奈川県藤沢に引っ越すきっかけになった<海さくらミュージックフェスティバル>でサウンドプロデューサー的に色んなミュージシャンをブッキングして企画構成を考えたり、そうした役回りが自然と増えてきたんです。今自分がやっている音楽活動の中で媒介者というかバトンを渡す役割をやらせてもらえたらな、という気持ちが強くなってきたんですよね。まああとは単純に色んな人とセッションするのが好きだったんで(笑)。

──それにしても30組以上とセッションというのは凄いですよね(笑)。大変だったんじゃないですか?

リクオ:やってみたら結構大変でしたね(笑)。

──それだけの方が出演していると、リクオさんが『ラスト・ワルツ』を見て色んなミュージシャンを知ったように、<HOBO CONNECTION>から新しい音楽と出会う人もいるでしょうね。

リクオ:ぜひそうなってもらえたら。お客さんにとっても出演するミュージシャンにとっても出会いと再会の場になれば良いなと思います。僕もまだまだ色んな音楽に触発されて自分が変わって行きたいと思っているので。色んなミュージシャンとセッションすると、CD一枚聴くよりダイレクトな影響が大きいんです。

◆インタビュー(2)へ
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