【イベントレポート】原田知世、限定70人の前でノラ・ジョーンズやビートルズのラブソングを披露

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原田知世が昨日3月19日(木)に、14年ぶりのカバー・アルバム『恋愛小説』の発売を記念するプレミアム・ミニライブを開催した。

◆原田知世 画像

女優・歌手の原田知世が、「大人のラヴ・ソング」をテーマに、ロックやジャズなど様々なジャンルの洋楽のラブソングをカバーしたニュー・アルバム『恋愛小説』。

今回のミニライブの会場となったのは、ブルーノートジャパンがプロデュースするカフェ&エピスリー「cafe104.5(カフェイチマルヨンゴー)」だ。チケットは70席限定で予約開始後すぐに完売し、実にプレミアムなイベントとなった。

  ◆  ◆  ◆

満員の観客を前に、新作のプロデュースも務めたギタリストの伊藤ゴローと共に原田知世は登場。「今日はリラックスしていただいて、新作『恋愛小説』の発売を一緒に祝ってもらえたら嬉しいです」と挨拶をした。なおこのイベントは、食事をしながらライブを楽しめるもので、料理には“本日のスペシャル”として原田知世が最近お気に入りというメニューが特別に加えられた。「私はひよこ豆が大好きで、今日のお料理にひよこ豆のフムスをリクエストして入れてもらいました。皆さんにも楽しんでもらえたら」と話した。

ライブは、ノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」からスタートし、冒頭から繊細な伊藤のギターをバックに透明感溢れる歌声を披露。「“ドント・ノー・ホワイ”は元々はひとりで歌うつもりでレコーディングしたのですが、伊藤ゴローさんが作者のジェシー・ハリスさんにダメ元でデュエットを依頼してくださったら快諾してくれて実現しました」とエピソードも語ってみせた。

続いて演奏されたのは、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、ザ・ビートルズのカバー「夢の人」だ。いずれもライブで披露するのはこの日が初めてであったが、英語の歌詞を見事な発音で歌い上げた。

そして最後に、前作『noon moon』に収録された「Brand New Day」を披露しステージをあとに。だが、客席からのアンコールを求める拍手が鳴りやまず再び登場し、「まさかアンコールをいただけるなんて思ってなかったので嬉しいです」と感激し、「ドント・ノー・ホワイ」をもう一度演奏した。



今作『恋愛小説』は、他にもエルヴィス・プレスリー「ラヴ・ミー・テンダー」などの名曲を、透き通る歌声で、まるで短編小説の主人公を演じるように原田知世がカバーしている1枚だ。本人も「女優と歌手の両面を皆さんに楽しんで頂けるようなアルバムになったと思います」とコメントしている。

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<アルバム『恋愛小説』release party>
2015年3月19日(木) café 104.5(新御茶ノ水)
OPEN/18:30 ミニライブ/20:00〜20:30
[出演]
原田知世(ヴォーカル)、伊藤ゴロー(ギター)
[演奏曲目]
1.ドント・ノー・ホワイ
2.フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
3.Brand New Day
4.夢の人
〜アンコール〜
ドント・ノー・ホワイ




New Album 『恋愛小説』

2015年3月18日発売
UCCJ-2120 ¥3,240(+tax)
Verve/ユニバーサルミュージック

[収録曲]
1.夢の人(ザ・ビートルズ)
2.ドント・ノー・ホワイ feat. ジェシー・ハリス (ノラ・ジョーンズ)
3.イン・マイ・シークレット・ライフ(レナード・コーエン)
4.ベイビー・アイム・ア・フール(メロディ・ガルドー)
5.ナイト・アンド・デイ
6.ブルー・ムーン
7.イフ・ユー・ウェント・アウェイ(マルコス・ヴァーリ)
8.フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(ジュリー・ロンドン)
9.恋の面影(ダスティ・スプリングフィールド)
10.ラヴ・ミー・テンダー(エルヴィス・プレスリー)

[参加ミュージシャン]
原田知世 - vocals
伊藤ゴロー - classical & electric guitar
澤渡英一 - acoustic piano
坪口昌恭 - acoustic piano, Fender Rhodes
鳥越啓介 - acoustic & electric bass
小川慶太 - drums & percussion
堀江博久 - Hammond B3 organ, clavinet
織田祐亮 - trumpet, flugelhorn, valve trombone
藤田淳之介 - soprano & tenor saxophones, flute
吉野友加 - harp
好田尚史 - bass clarinet
伊藤 彩 - ストリングカルテット
ゲスト:ジェシー・ハリス - vocals

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