秦 基博、映画『あん』主題歌となるニューシングル「水彩の月」のリリース決定

秦 基博が、ニューシングル「水彩の月」を5月27日にリリースすることがわかった。

◆秦 基博　画像

2014年8月にリリースしたシングル「ひまわりの約束」（映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌）が世代を超えて幅広い層から支持を集め、 ロングヒットが続くなか、 2015年第1弾シングルのリリースが決定。また、今作シングルの表題曲となる「水彩の月」が5月30日に全国公開される『あん』の主題歌となることも発表された。

映画はドリアン助川原作、樹木希林主演、そしてカンヌ国際映画祭カメラドールを史上最年少で受賞した河瀬直美が監督を務め、キャストには永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子他、豪華俳優陣が名を連ねる。主題歌となる新曲「水彩の月」は、河瀨監督の強い希望により秦 基博が書き下ろした、慈しみに満ちた切なくも優しいミディアムバラードに。ピアノを基調としたサウンド、それに寄り添うように響く彼の優しい歌声は、聴く者に強い印象を残す1曲に仕上がっている。

新曲「水彩の月」が映画主題歌に決定したことに際し、河瀬直美監督、秦 基博はそれぞれ下記のようにコメントを寄せている。

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■河瀬直美監督コメント
秦さんとの出会いは直感です。実際に完成した主題歌「水彩の月」を聴いて、実際に映画を見ていただいて、その直後の秦君の表情を見ていて、彼が多くのことを感じていることがわかりました。
その瞳に映っているものは、わたしが表現しようとしていることだったからです。誠実な彼の想い、それは主人公の千太郎とも重なって、こみ上げるものがありました。
映画で挑戦した「見えないもの」の描写を秦君の声とメロディで感じることのできる作品に仕上がった「水彩の月」は多くの人の心に響くことになるだろうと思いました。

■秦 基博コメント
今回、河瀨監督からお話をいただき、「水彩の月」を書き下ろしました。映像を観させていただいたときに、河瀨監督の作品でいつも感じることなんですが、お話はもちろん、街の景色の切り取り方とか、光とか、その美しさがすごく印象的で、そこからインスパイアされて、自分の中でピアノの音色が似合うのではないかというイメージがパッと湧きまして、普段はアコースティックギターと共に歌うことが多いんですが、今回は“ピアノと歌”というものをメインにすえて、新しい秦 基博を届けられるのかな、と思っています。
映画『あん』にもきっとマッチする、その世界を一緒に共有出来るような楽曲に仕上がったのではないかと思っています。
水彩で描いたような淡さだったり美しさ、その中で自分自身が込めた思い、そして映画が伝えようとしていることを、自分なりにすくい取って 歌にしましたので、映画『あん』と共にこの楽曲も楽しみに待っていただけたら、と思います。

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また、今作シングルの初回生産限定盤の特典DVDには、河瀬直美監督自らが16mmフィルムで秦 基博を撮り下ろすスペシャル映像が収録される予定ということで、主題歌だけでなく映像でも2人の貴重なコラボレーションを見ることが出来そうだ。

なお、秦 基博は、4月29日に「ひまわりの約束」のライブ映像を初収録した映像作品『GREEN MIND 2014』をBlu-ray&DVDとしてリリースするが、この程、作品のアートワークも解禁されたのでこちらにも注目を。




◆映画『あん』 公式サイト
◆秦 基博 オフィシャルサイト
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