ジェイ・Zの新ストリーミング・サービス、ミュージシャンが集結

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ジェイ・Zが買収した音楽ストリーミング・サービスTIDALが月曜日(3月30日)、NYでローンチ・イベントを開いた。

◆ジェイ・Z画像

TIDALはジェイ・Z、ビヨンセ、カニエ・ウェスト、ダフト・パンク、アリシア・キーズ、マドンナ、カルヴィン・ハリス、コールドプレイのクリス・マーティン、ジャック・ホワイト、J.コール、デッドマウス、ニッキー・ミナージュ、リアーナ、アッシャー、アーケイド・ファイア、ジェイソン・アルディーンらそうそうたる面々が共同オーナー。ミュージシャンによる初のストリーミング・サービスが創立された。

イベントにはそのオーナーが一堂に会し、「新しい時代の幕開け」を宣言した。彼らを代表しスピーチを行ったアリシア・キーズは、「このベンチャーの目的はシンプルよ。ファンとアーティストのために、よりよい音楽サービス、よりよいリスニング・エクスペリエンスを創ること。私たちはそれを世界に誓います」と話した。

オーナー・ミュージシャンはその後、1人1人、宣誓書に署名している。

TIDALは、一部のストリーミング・サイトが行っているような無料のサービスはなく、アーティスト側に正当な支払いがなされる仕組みとなっている。アメリカでは、月額9.95ドル(スタンダード・サウンド・クォリティー)と19.99ドル(ハイ・サウンド・クォリティー)の2つの料金がもうけられている。この後、世界各国でサービスを拡大していく予定。

ジェイ・ZはTIDALについて「みんなが音楽を再びリスペクトし、その価値を評価してもらうのが僕らの課題だ」と話している。


Ako Suzuki
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