ミューズ「愛は少なめ」
ミューズのフロントマン、マット・ベラミーが、ニュー・アルバムには「愛がいっぱい詰まっているわけじゃない」と話した。7枚目のスタジオ・アルバムとなる『Drones』は6月のリリースが予定されている。
◆ミューズ画像
ベラミーは『Q』マガジンのインタビューでこう話した。「内面を深く掘り下げた。自分のパラノイア、奇妙な感覚、人生体験なんかをね。すごく個人的なものだ。このアルバムには愛がたくさんあるわけじゃない」
また、先月リリック・ビデオを公開した1stシングル「Dead Inside」について、「関係が終わり、心が死んでいくのを歌ったもの」と話した。
ベラミーは同アルバムを制作中の12月、2010年春から交際し1男をもうけた女優のケイト・ハドソンとの婚約を解消したと発表している。
「俺にとって『ドローンズ』は、頼るものもない精神病的な行動を可能にする、比喩的な意味での精神異常者なんだ。この世界は、俺達全員をドローンズにしたてるためにドローンズを利用するドローンズが動かしている。このアルバムは、人類が希望を失い、自身を放棄して、ヒューマン・ドローンへと人類を追い込むシステムに洗脳され、そして最後にはその圧制者から離反していく、その人類の物語を探求する作品なんだ」というニュー・アルバム『Drones』は、6月8日のリリースを予定している(UK)。
バンドは5月末からヨーロッパ各地のフェスティヴァルでのパフォーマンスをスタート。7月に<Fuji Rock Festival>で来日する。
Ako Suzuki
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