【ライブレポート】MAAKIII、ハイカラ脱退から7年を経ての復活ライブ

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HIGH and MIGHTY COLOR脱退から約7年を経て、MAAKIII(マーキー)初のソロワンマンライブが2015年4月11日(土)六本木スーパーデラックスで実施された。六本木ヒルズの近くにあるスーパーデラックスは、音楽のみならず、演劇やアート、ダンスパフォーマンス等でも活躍するクリエイターが、自身を表現する場所としても注目を集めている。ソロ初のワンマンをこの地で表現する事を選んだのは、音楽のみならず演劇やアート等様々な表現に興味をもつMAAKIIIならではのこだわりだ。

◆MAAKIII画像

ライブは約300名の観客が埋め尽くす超満員の中スタートとなった。今回のセットリストは3月25日に発売されたソロデビューアルバム『兎に角、ジェネシス!!!!!』をステージで完全再現するというコンセプトを掲げ、アルバムと全く同じ曲順で演奏された。

MAAKIII曰く、「アルバムで表現したかった事は、このステージを含めてトータルに完成する!」との事で、彼女の強い気概を演出の随所に感じさせるステージとなった。オープニングはアルバムの1曲目でもある「兎に角、ジェネシス -開幕-」。楽曲の持つ独自のアジアンテイストなエスニックさを女性ダンサー4人がそのパフォーマンスで見事に表現、期待で膨らむ観客の感情が高揚していく様を垣間みる事ができた。それに続く「××××」のイントロが始まるとダンサーのエスコートで遂にMAAKIIIが登場、会場は一気にヒートアップし、あっという間に観客との一体感が形成されていった。


他にもギターとマニピュレーターだけのシンプルな編成の演奏をバックにリリック映像がスクリーンに映し出された「トリックスター」、ダンサーとのパフォーマンスのコラボレーションが印象的だった中盤の「超感覚的知覚 -ZERO MIX-」、「kIRA◯kIRA」、「DASH!脱出!奪取!」、まるでフェスの会場にいるかのような錯覚を覚えるくらいに盛り上がった「SPAAAAAAAAAARK!!!」へとつながり、アルバム直近のリード曲「スノーボールアース」のバンドだけでの力強い演奏で会場の雰囲気は最高潮に達した。エンディングもアルバムと同様に「兎に角、ジェネシス!!!!! -閉幕-」、MAAKIIIとダンサー4人によるシアトリカルな表現満載のパフォーマンスでステージは締めくくられた。

当日の模様はニコニコ生放送で生中継され、約17,000人が六本木の300名の観客とこのライブを共有した。



<MAAKIIIソロワンマンライブ4月11日(土)@六本木スーパーデラックス>

1.兎に角、ジェネシス!!!!! -開幕-
2.××××
3.トリックスター
4.ココニオイデヨ
5.超感覚的知覚 -ZERO mix-
6.kIRA○kIRA
7.DASH!脱出!奪取!
8.いーじゃんっ!
9.SPAAAAAAAAAARK!!!
10.スノーボールアース
11.兎に角、ジェネシス!!!!! -閉幕-
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