【インタビュー】chay、暇で泣いていた時期も悔しさも経た1st AL。「浮気された経験まで赤裸々に書こうと思えたのも、テラスハウスの経験があったから。」

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シンガー・ソングライターのchayが、4月15日に1st アルバム『ハートクチュール』をリリースする。このアルバムには、1stシングルでありロッテガーナミルクチョコレートのCMソング「はじめての気持ち」から、パンテーンのCMソング「Twinkle Days」や「Wishes」など、話題曲が満載だ。そして最新シングルにして月9ドラマの主題歌となった「あなたに恋をしてみました」でchayは、レコチョク、iTunes、USENなどのチャートで首位を記録し、同世代の女子の気持ちを掴む親近感のある歌詞と、ポップソングとしての完成度の高いソングメイキングが一気に認められた。だが今回、ライターの山田邦子女史によるインタビューによって、テラスハウスの出演や「CanCam」の専属モデルといった華やかなイメージも持つ彼女が、苦悩しながらいつでも挑戦の道を選び、決して華やかではない道のりを歩んできたことも明らかになった。意外にもタフで男前なchayというアーティストの本性が伝わるはずだ。

◆chay 画像


  ◆  ◆  ◆

■月9の主題歌が決まった時は、めちゃくちゃプレッシャーで、ヤバかったです(笑)。
■自分のことを受け入れてもらえるのか、そして何より、いい曲が書けるのかって。

──音楽とモデルのお仕事、多忙な毎日だと思いますがいかがですか?

chay:何事も中途半端は嫌いなので、全力で臨んでます。音楽を軸にしながらですが、もちろん、モデルのお仕事もおろそかにならないように前向きに頑張ってます。

──chayさんの中で、その2つは自分の表現として繋がっているものなんでしょうか。





chay:そうですね。私は小さい頃にシンディ・ローパーを(テレビで)観たのがきっかけで歌手を目指してきたんですが、耳ではもちろん、目でも楽しめるようなアーティストになりたいと思っているんです。CanCamのモデルもやらせていただけているのは、自分の目指しているアーティスト像にも近付けているということ。どちらが欠けてもchayじゃないんですよね。

──モデルのお仕事は昨年2014年の5月からなんですよね。

chay:はい。テラスハウスに出演して、私服に注目してもらってというところからお話をいただいたのかもしれません。モデルになれると思ったこともなかったし、この間までいち読者として普通に買って見ていたほうなのでビックリだったんですが、目でも耳でも楽しんでもらえるようなというのは以前から思っていたので、これは繋がるなと。この2つを全力で極めていった先に、自分の思い描くアーティスト像があるのかなと思ったんです。

──こうして1stアルバムも完成し、モデルのお仕事も順調。注目度は高まるばかりですが、プレッシャーを感じたりもしますか?

chay:今年の1月にリリースした「あなたに恋をしてみました」という曲が月9の主題歌になった時に感じました。プレッシャーってこういうことなんだなって思うぐらい、めちゃくちゃ感じた。ヤバかったです(笑)。

──そうですか!

chay:連続ドラマの主題歌をやるのはひとつの夢であり目標でもあったんですが、自分はまだまだ新人だし、私のことを全然知らない人も多い中で主題歌を歌うということに、すごいプレッシャーを感じたんです。自分のことを受け入れてもらえるのか、そして何より、いい曲が書けるのかって。

──でもきちんと形になりましたね。

chay:今までにないくらい制作期間もかけましたし、共作もして、いろんな人のエネルギーが注ぎ込まれてる曲なんです。細部までみんながこだわってでき上がったものなので、レコーディングし終わった時はいつも以上に「いい曲ができた!」って思いましたね。やれることは全部やったって感じでした。

──シンガー・ソングライターとしての大きな転機でもあったのでは?

chay:そうなんです。それまでもいろんな曲を書いてきたけど、この曲でやっと今まで探していたものに出会えたくらいの感覚があったんですよ。自分らしさを発見できたというか。

──というと?



chay:今回はたまたま「60年代のテイストで、レトロな感じで」っていうテーマをいただいていたので、当時を知っている方には懐かしく、同世代の方には新しいというものを目指して作ったんです。当時の音楽もたくさん聴いて勉強したんですが、本当に素晴らしいものばかりだったんですね。そういったテイストのものを自分が歌うことによって、みんなが新しいものとして捉えてくれるだけでなく、そういう音楽の素晴らしさを伝えられる人になれたら……と思うようになったんです。

──今回のプロデューサーであり、Superflyの楽曲も手がけていた多保孝一さんの存在も大きかったようですね。

chay:今回のアルバムに入っているシングル以外の曲は、「あなたに恋をしてみました」以降に作ったものばかりなんですが、モータウンなサウンドだったり、ロッカバラードやフレンチポップなど、やりたいサウンドや伝えたいことが変わってきたからこそ生まれたものなんですよ。そこに導いてくれたのが、以前から「この人の曲を歌いたい!」と思っていた多保さんで。ここからchayのあらたなスタートが切れたっていうくらい、変化した気がしますね。

──そういったことがすべて、この1stアルバムに繋がったと。

chay:やっぱりデビューから2年半も経っているので、その間でアルバムを意識した時期は何度もあったんです。曲のストックも結構あったんですが、今回のタイミングでアルバムを出すにあたって、1回リセットしました。自分の心情も変わってきたし、よりよいものを作りたかったから。それに、2年半もかかったけど、「あなたに恋をしてみました」でたくさんの方に知ってもらえた後というのも、偶然のようで必然のタイミングだったのかなと思いますね。

──実際にアルバムとして完成した時はいかがでしたか?

chay:自分の歴史をたどっているようで、感慨深いものがありました。一見とっ散らかってるように思われるかもしれないけど、そうやって変わってきたんだっていう部分も入れたかったんです。ちなみにアルバム5曲目の「はじめての気持ち」はデビュー前に書いていたので4年ぐらい経つんですね。で、6曲目の「Singin’ In The Rain」はいちばん最後にレコーディングしたものだから、もう全然違っていて。自分ではここの流れが面白いなと思ってます。

◆インタビュー(2)へ
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