Steinberg、コード入力が格段にやりやすくなった音楽制作ソフト「Cubase Elements 8」

ツイート

ヤマハミュージックジャパンは、Steinberg Media Technologies GmbH(スタインバーグ)が開発した音楽制作用デジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェア「Cubase」シリーズのラインナップとして、エントリーグレードの「Cubase Elements 8」を4月中旬より発売する。

「Cubase Elements」は、デジタル・オーディオワーク・ステーション(DAW)市場で高いシェアを誇る「Cubase」シリーズのラインナップとして、「Cubase Pro」のコアテクノロジーを凝縮した音楽制作ソフトウェア。2014年12月に登場した「Cubase Pro 8」「Cubase Artist 8」に続いて、エントリーグレードの「Elements」も8に進化。複数のパッドに任意のコードを割り当ててMIDIトラックやコードトラックの入力に使用できる「コードパッド」や豊富なVSTプラグインエフェクト、VSTインストゥルメントなどにより、クリエイティブでスピーディーな音楽制作を可能にする。

使用可能なトラックスは、MIDIが64、オーディオが48(最上位のProは無制限/無制限、ミドルグレードのArtistは64/128)。オーディオトラックは上位グレード同様、最大192kHzに対応、32ビット浮動小数点演算オーディオエンジンを搭載。フレキシブルルーティング、プラグインディレイ自動補正機能を備える。

上位グレードが備えるVariAudio(Proのみ)やAudioWarp、コードアシスタント(Artistは限定機能)といった機能は備えないが、Pro/Artist 8の新機能であるコードパッドは搭載。画面上のパッドに任意のコードを割り当てて、MIDIトラックやコードトラックの入力が可能、作曲をサポートしてくれる。テンションの指定や、転回形、オリジナルのボイシングの割り当てが行えるほか、パッドのクリックによるレコーディングも行える。

Elements 7との比較では、VSTオーディオプラグインが2種追加。VSTインストゥルメントは、さまざまな楽器を演奏できる「Halion Sonic SE 2」(688音色)、MPCスタイルのドラムマシン「Groove Agent SE 4」(96プリセット)、バーチャルアナログシンセサイザー「Prologue」が付属する。

対応OSは、OS X 10.9、10.10、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1(すべて 32/64ビットネイティブ対応)。

製品情報

◆Cubase Elements 8
価格:オープン
発売日:2015年4月中旬

この記事をツイート

この記事の関連情報