カサンドラ・ウィルソン、全米ジャズ・チャート1位獲得

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カサンドラ・ウィルソンによるビリー・ホリデイ(1915-1959)のトリビュート・アルバム『カミング・フォース・バイ・デイ』が全米ジャズ・アルバム・チャートで初登場第1位(4/25付)をマークし、ジャズ・ファンのみならず幅広い音楽ファンの間で話題となっている。

◆カサンドラ・ウィルソン画像

『カミング・フォース・バイ・デイ』には、ビリー・ホリデイを全く知らない人をもとりこにするカサンドラ独特のディープな情感ただよう濃密な音世界が繰り広げられている。全米各地で行われているライヴも絶賛されており、4月10日にはアポロ・シアターでトリビュート・ライヴが開催されニューヨークの聴衆を大いに魅了させている。日本へも約2年ぶりの来日を果たし、ブルーノート東京で3月17日~19日の3日間、圧巻のソールドアウト公演をおこなったばかりだ。


日本では来日公演にあわせ全世界に先がけて3週間先行で3月18日に『カミング・フォース・バイ・デイ』が発売され、世界最速でカサンドラの新作が入手可能な国となったが、1カ月経過した4月18日に世界中のレコードショップとアーティストが一体となってCDやアナログ・レコードの魅力や音楽の楽しさを祝う祭典「レコードストアデイ」で『カミング・フォース・バイ・デイ』のアナログ・レコード(10インチ/4曲入/輸入盤)が発売となった。この盤ではビリー・ホリデイのオリジナル曲がB面に収録されており聴き比べができる企画盤となっている。

最新アルバムの日本語字幕入りメイキング映像もオフィシャルサイトで4月17日に公開された。「単なるカバー・アルバムにしたくはなかった」というアーティストとしての思い入れや、プロデューサーのニック・ローネイ、ストリングス・アレンジを手掛けたヴァン・ダイク・パークス他共演者からのコメント、新作のために書き下ろされた唯一のオリジナル「ラスト・ソング(フォー・レスター)」についてカサンドラが語った貴重なインタビューが収められ、もりだくさんな内容となっている

Photo:Roger Kisby


カサンドラ・ウィルソン『カミング・フォース・バイ・デイ』

3月18日発売
Blu-spec CD2 SICP-30710 \2,500+税
1.ドント・エクスプレイン
2.ビリーズ・ブルース
3.クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
4.ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
5.オール・オブ・ミー
6.今宵の君は
7.グッドモーニング・ハートエイク
8.月光のいたずら
9.ディーズ・フーリッシュ・シングス
10.奇妙な果実
11.アイル・ビー・シーイング・ユー
12.ラスト・ソング(フォー・レスター)
13 ザ・ムード・ザット・アイム・イン※日本盤ボーナス・トラック
参加ミュージシャン
トーマス・ワイルダー(Dr)、マーティン・ケイシー(B)、ジョン・カウハード(Pf)、ケヴィン・ブライト(G)、ロビー・マーシャル(Cl)、T・ボーン・バーネット(G(2)(4)(7))、ニック・ジナー(G(4)(8)(9)(10)(12)(13))、ヴァン・ダイク・パークス(Arr(4)(6))他
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/album/id964413021?at=10l3PY
moraハイレゾ:http://mora.jp/package/43000001/4547366238952/
VICTOR STUDIO HD-Music.:http://hd-music.info/album.cgi/2005

◆カサンドラ・ウィルソン・オフィシャルサイト
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