【インタビュー】KOTOKO「高いところにも登るし全力疾走もしますから、お願いだからじっとさせないでください」

ツイート

■KOTOKO婆さんは特殊メイクだったんですけど
■母方のお婆ちゃんにそっくりになったんですよ(笑)


──そうそう、そういえば、「月夜の舞踏会」のミュージックビデオに「Chercher-シャルシェ-」のシーンが出てくるよね?

KOTOKO:そうなんです。曲の繋がりはまったくないんですけど、監督さんがミュージックビデオは繋がりのある感じにしようって提案してくれたんです。いろんなアイディアをスタッフさんが出してくれるので、本当に毎回ミュージックビデオは楽しみなんです。

──じゃぁ、一番大変だったのは?

KOTOKO:大変だったのは、やっぱり五十面相をした「TRANSFoRM」かな?。50通りのメイクをしたから、いろんな人格になれたみたいで、すっごく楽しかったんですけど、撮影は本当に大変でした。朝から晩までまるまる3日間かかりました。朝の6時くらいからメイクを初めて、撮影時間は4、5分なんですけど、1つのメイクに何時間もかかって。毎日夜中の12時くらいまでやっていたんです。舞妓さんとかCatsのメイクとかは、特殊メイクの人にも入ってもらって作り込んだので、一番時間がかかりました。3時間くらいかかったかな。ホント大変だったぁ~。あとは、シマウマみたいなヤツも時間かかってたし。でも、本当にまだ見ぬ自分をたくさん見れたので、すごく楽しかったです。

──どのメイクが一番お気に入り?

KOTOKO:私は、鳥籠みたいなのを乗せてるメイクが一番気に入ってますね。すっごい短い前髪のもお気に入りかな。あと、好評だったのは、コギャルみたいな金髪メイクでしたね(笑)。ちょっと生意気なのが人気でした。逆に、人気が無かったのは、髪の毛でリボンみたいに作ってたメイク。私的には、ガガ様(レディ・ガガ)みたで気に入ってたんですけどね、なんだかあの子は人気が無くて……(笑)。

──可愛かったのに!

KOTOKO:そうなんです、残念。あ、そうそう! スタッフさんに大人気だったのが、、KOTOKO婆さん(笑)! これも特殊メイクだったんですけど、“似せて下さい”ってお願いしたわけではないのに、母方のお婆ちゃんにそっくりになったんですよ(笑)。

──あははは。すごいね(笑)。

KOTOKO:そうなんです! 恥ずかしかったんですけど、ホントに楽しかったですね「TRANSFoRM」は。でも、また違った楽しさというか、今回の映像の中で一番素の私が出ているのは「Special Life!」なんじゃないかな。

──いやいや、KOTOKOさん、それは当たり前(笑)。「Special Life!」は素そのものでしょ(笑)。

KOTOKO:あ、そっか(笑)。「Special Life!」はミュージックビデオと言うよりも、単なるプライベート旅行映像みたいでしたからね。いきなり、カメラを持ってサイパンに行って来い! っていう、ドッキリ企画がそのままミュージックビデオになってるっていう映像ですから。最初の1日はマネージャーさんと2人だけで、本当に観光してお土産屋さん行ったりしたのを撮っています。2日目からは撮影隊が来てくれたんですけど、そこからも、みんなでゴーカートをしたり、人生初のパラセーリングをしてずっと遊んでいて(笑)。内心、これ、本当にミュージックビデオになるのかな!? って感じでしたからね(笑)。でも、ホント、あの撮影は楽しかったなぁ。全部のミュージックビデオが思い出深いし、どれも好きだけど、「Special Life!」は特別に楽しかった。思い出深いのは、「羽」かな。最初の撮影だからっていうのもあったし、ロスで撮影したんですけど、撮影に3日間かけたんですよ。移動も含めたら、1週間くらいロスに居たんじゃないかな? ゲリラ撮影とかしたりもして、すごく時間かけて撮ったんですよね。本当に今思い出しても、いっぱいいろんなことがあったなぁって思います。

──海外ロケ多いよね。

KOTOKO:そう。ロスも4回行ったし、サイパンが5回、台湾が1回かな。「羽」と「being」と「硝子の靡風」と「TOUGH INTENTION」がロスで、「ZoNE-IT」が台湾。サイパンは、今回の『26stories』に入っているのは「Special Life!」「snipe」「daily-daily Dream」「E~Epsilon~」の4本なんですけど、kotoko名義でリリースした「蒼-iconoclsst」っていう曲のミュージックビデオもサイパンで撮っているんです。今回、1stシングルだったのにミュージックビデオが無かった「覚えてていいよ」のミュージックビデオを新たに撮影したんですけど、せっかくだからっていうので、行ける範囲で、いままでのロケ地に行って撮影して来たんです。なので、サイパンロケで行った所はすべて行って来たんですよ! だから、すごく懐かしかった。

──すごい! 変わってなかった?

KOTOKO:いや、変わってなかったところもあるんですけど、ジャングルみたいになっちゃってた所もあって、改めてそこでも10年という歳月を感じました。メイクさんとかも、当時一緒にやっていたメイクさんにお願いしたりとか、スタッフさんもみんなで一緒に楽しく撮影させてもらったんです。みんなすごく楽しそうで、それも嬉しかったですね。それで、今回、オールプレイで見てもらうと、1曲ごとに、ここでしか見れないCMが入っているんですけど、私が知らない間に、14パターンもCMを作ってくれていたんですよ(笑)。

──あれそうだったの!? でも、全部にKOTOKOちゃんのコメントが入ってるよね?

KOTOKO:そうなんです。後から、“実は14個もCM作ったんだよ”って言われて見せられて(笑)。ぶっつけ本番で全部にコメントを入れたんです! これは、オールプレイにしないと見れないので、ぜひぜひ全部チェックしてみてほしいなと思います。

取材・文●武市尚子




『MUSIC VIDEO COLLECTION “26stories”』

2015年4月22日(水)発売
Blu-ray 品番:1000564510 価格:¥6,800+税
<収録曲>
1.覚えてていいよ (2015 ver.)
2.Re-sublimity
3.地に還る ~on the earth ~
4.421-a will-
5.being
6.Chercher ~シャルシェ ~
7.きれいな旋律
8.ハヤテのごとく!
9.七転八起☆至上主義!
10.リアル鬼ごっこ
11.BLAZE
12.Special Life!
13.snIpe
14.daily-daily Dream
15.SCREW
16.Loop-the-Loop
17.Light My Fire
18.→unfinished→
19.Tough Intention
20.ZoNE-iT
21.羽-hane-
22.硝子の靡風
23.月夜の舞踏会
24.ε~Epsilon~
25.TR∀NSFoRM
26.My-Les

ライブ・イベント情報

<KOTOKO-Categorize LIVE 『Melodic Zoo』~dark scorpion ~>
●6月28日(日) 東京・新木場STUDIO COAST
[会場URL]http://www.studio-coast.com/
●7月25日(土) 大阪・梅田CLUB QUATTRO
[会場URL]http://www.club-quattro.com/umeda/


◆インタビュー(1)へ戻る

関連画像&映像

◆KOTOKO 画像&映像
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス