【インタビュー】Perfume、ニューシングル発売&アニバーサリーイヤーに「みなさんと一緒に楽しめるカタチもいろいろと考えてます」

twitterツイート

メジャーデビュー10周年、結成15周年を迎えたPerfumeが、いよいよ明日4月29日にAnniversary Year第一弾シングル「Relax In The City / Pick Me Up」をリリース。それを記念してBARKSではメンバー3人のインタビューをお届けする。今作楽曲についてはもちろん、「Relax In The City」MVの撮影秘話から、“メンバーのリスペクトしている部分は?”というアニバーサリーイヤーにぴったりな話まで。さらには、海外でも大注目を集めるPerfumeならではの質問にも答えてくれました。

◆Perfume 画像

◆草原に降り立った勇者みたいだねって言われました

――「Relax In The City」は耳に優しい印象ですね。

のっち:私もすごく優しい歌だなと思いました。「キミの場所があるよ」とか「ステキを さあ始めよう」とか、自己改革をやわらかくけしかけているような印象がありましたね。激しくガンガンいく曲じゃなくても、聴いてくれる人の意識に作用をもたらすことはできるんだなと、あらためて思いました。

かしゆか:自分がどうとか、こう思ったというんじゃなくて、相手を思っている感じが優しい。相手が幸せだと私も幸せという感じが伝わってきます。最近Perfumeの曲には、そういう包み込むようなものが増えている気がします。

あ~ちゃん:中田さんは、求められるものを完全に満たして、さらに新しい提案をしてきてくれるプロだなとずっと思ってたんですけど、今回またそれを思い知らされましたね。「第3のビール」ということで、きっと要求もいっぱいあったと思うんですよ。

かしゆか:「ボタニカル素材」とか「グリーンアロマ」とか「リラックス」とか。

あ~ちゃん:それらを全部クリアして、こんな気持ちのいい楽曲にできるなんて、本当に素晴らしいなと。言葉に無理がなくて、私たちもすごく気持ちが乗せやすかったです。

――毎回、楽曲と合わせてコンセプチュアルなビジュアルが注目されますが、今回は特別なビジュアルイメージはあったんでしょうか?

かしゆか:MVもそうなんですけど、やっぱりナチュラルなイメージですよね。ということで、今回は珍しく外ロケ。しかも、MVでは初地方ロケで沖縄に行きました。

あ~ちゃん:マネージャーさんの意見で、暖かい方がいいから沖縄って決めたのに、スタッフさんはダウンを着てるくらい寒かったんですよ。

――みなさんはシースルーのエレガントな衣装でしたが。

のっち:そうなんです。震えるくらいでした(笑)。草原に降り立った勇者みたいだねって言われました。

――自然光だからか、表情もとてもやわらかく撮れてます。

かしゆか:「キャキャキャッ」という感じではなくなってますよね。 視線を下に向けたときのふとした表情とか、特にとりつくろっているわけじゃないんですけど、「あ、大人になってるなぁ」って感じたりしました。

のっち:私たちももう20代後半ですから(笑)。

あ~ちゃん:これまではコンセプトが強いものが多かったしね。

かしゆか:それに「Relax~」のMVは踊ってないし。そういうところで、素の表情が出たのかなと。

――なるほど。対照的に「Pick Me Up」は、刺激的なサウンドと、輝かしい未来へ向かうような歌詞が印象的です。「I wanna meke my life」という歌詞にちなんで、人生で成し遂げてみたいことを教えていただけますか?

のっち:あの、大それたことじゃなくてもいいですか?

――もちろんです!

のっち:東京タワーを階段で昇ってみたいです。いや、本当は富士山に登って、達成感を味わってみたいんですけど、なかなか実現できそうにないんで、まずは東京タワーで疑似体験したいなと(笑)。

かしゆか:私は、ひとりで海外旅行に行けるようになりたいです。海外の一人旅って不安だけど、それができたら何かが変わりそうだなと。

――おふたりとも何か達成感がほしいということですね。あ~ちゃんはどうでしょう?

あ~ちゃん:成し遂げてみたいこと・・・うーん、けっこう成し遂げてきたかなという気持ちがあるかなぁ。

――それもまたリアルな感覚ですもんね。

あ~ちゃん:願ってたことはちょっと違ったかもしれないけど、ちゃんと自分でも納得できて、認めていただけるようになった。そこからまたたくさんの夢が生まれて、それをさらにかなえるために進み続けている途中だなと。仕事じゃないことでいうと…将来、(ハリセンボンの近藤)春菜ちゃんの子供と自分の子供と、同じ小学校に入れたいなというのはあります(笑)。

――普段から仲良しですもんね。

あ~ちゃん:ただ、それには大きな壁があって、まず春菜ちゃんに結婚してくれる彼を見つけないと(笑)。

◆誰かの誕生日のケーキとかは持たないようにしてる

――思わぬ展開、ありがとうございます! さて、仲良しといえば、Perfumeの3人もそう。今年、メジャーデビュー10周年、結成15年を迎えたわけですが、「相変わらずメンバーのここをリスペクトしている」というとことがあれば教えてください。

かしゆか:のっちは絶対弱音を吐かないんですよ。過酷な状況でもネガティブ発言をしない。すごくリスペクトしてます。あ~ちゃんは、言葉にして人を褒めるところ。それも「スゴい」だけじゃなくて、どういうところがどうスゴいのかをちゃんと伝えるんですよ。それはイコール、「だって褒められるべき人でしょ」と周りに伝えてることでもあるんですよね。褒められた相手は、「ああ、私のこと見てくれてるんだ」とうれしいと思うし。

――絶対そうだと思います。

のっち ゆかちゃんは、物事の本質を見抜く力がスゴい。正しいことを突っ込んで言ってくれますね。あ~ちゃんは、人を巻き込んで行動を起こせる人。

あ~ちゃん:私から見たゆかちゃんのスゴいところは、時間通りなところ。基本的なことかもしれないけど、忙しかったり、何かハプニングが起こると、つい遅れちゃったりするじゃないですか。時間通り、期日どおりをちゃんと守れる人って、意外とこの業界少ないですよね(笑)。(のっちに向かって)それでしょ? あなたが言わなきゃいけないのは。

のっち:ウハハハハ…。ゆかちゃんに「のっちは遅刻しても走らない」って怒られたことがあります。「たしかに~」って思った。

あ~ちゃん:「たしかに~」じゃないよ(笑)。のっちはそんなふうに人をなごます力がありますね。落ち込んでる人の目線に立って、「私もそういうときあるよ」と、余裕を与えてあげることができる。誰かが批判にさらされているとき、大勢の意見に左右されずに、本当はどうなんだろうってその人のこと考えるように心がけてる。すごく優しいです。

――そういったお互いの性質から、この15年の間に決まってきた役割分担みたいなものはありますか?

あ~ちゃん:大量にサインを書くときは、のっちがまず書いてくれますね。私とゆかちゃんは真面目なので(笑)、間違ったら迷惑をかけるというプレッシャーで、パッパッと書き進められないんです。のっちはそれに感づいてくれてるのかどうなのか、宛名とかも率先して書いてくれます。

のっち:うん、そうかも。

あ~ちゃん:というのも、のっちはいい意味で適当(笑)。だから助けられてます。

のっち 逆に私は、絶対に失敗しちゃいけないことには手を出さないです(笑)。誰かの誕生日のケーキとかは持たないようにしてる。

あ~ちゃん:たしかに! のっちが持ってるところ見たことない!

かしゆか:そうだね。「大丈夫? 大丈夫?」って行く末をハラハラと見守ることになっちゃう。たしかにそういうことには手を出してないわ。

のっち:(爆笑)。

あ~ちゃん:ああ、自分でわかってるんだ。マジウケしてる(笑)。


◆インタビュー(2)へ
twitterこの記事をツイート
365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

この記事の関連情報