【イベントレポート】『ニコニコ超会議2015』LIVE DAM STADIUMステージ4月26日(日)レポート

ポスト

4月25日(土)26日(日)の2日間に亘り「ニコニコ動画」による恒例のお祭りイベント『ニコニコ超会議2015』が幕張メッセ国際展示場1~11ホールにて開催され、第一興商の「LIVE DAM STADIUM」ステージには沢山の来場者が集まり大いに盛り上がった。ここでは2日目の4月26日(日)の様子をお届けしよう。

開場後、MCを務める保坂☆となみ(仮)が本日LIVE DAM STADIUMステージでおこなわれるイベントの内容を説明すると、なみ(仮)が「金曜日のおはよう」を歌いオープニングを飾り、お客さんが参加しておこなわれる企画「カラオケ採点バトル by 精密採点 DX-G」へ。保坂☆が「歌いたい人!?」と声を掛けると、「ハ~イ!!」と一斉に沢山の手が上がり6名が選ばれステージへ。日曜日ということもあり、最初からお客さんが大勢集まっているようだ。



採点ゲーム「ONE PIECE採点 カラオケ王におれはなる!」が紹介された後、一般出場者によるバトルがスタート。トップバッターのAcid Black Cherryの「Greed Greed Greed」を歌った女性、B’zの「愛のバクダン」を歌った男性のカラオケは共にロックな歌唱で盛り上げた。見守る観客たちも朝からみんなテンションが高い!勝者にはLIVE DAMロゴ入りキャップとTシャツがプレゼントされた。「Baby Sweet Berry Love」と「重甲ビーファイター」を歌った男性の対決、続いて「COLORS」で盛り上げた男性、しっとりと「SEE YOU」を聴かせて高得点を獲得した女性の後、観客からデュエットを募集して対決。課題曲は「千本桜」と「Preserved Roses」。さすがにボカロカラオケの定番曲、勝ったのは「千本桜」の男女チームだった。


▲伊藤美来、三澤紗千香。

続いては2014 年7月~10月にかけてTBS他で放送されたTVアニメ「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の主人公を演じた伊藤美来、三澤紗千香が「流川シティチャンネルニコ超会議出張版」としてステージに登場。「宇佐美奈々子役の伊藤美来です!こんなに人が集まってくれるなんて思わなくて、とても嬉しいです!」「小日向縁役の三澤紗千香です!みなさん一緒に楽しみましょう!」と挨拶すると、作中に登場する「流川市」のハッピを着たファンをはじめとする大勢の観客から大声援。オーバーラップ文庫の宣伝担当ミスティが司会をつとめ、作品の感想を聞きつつ「まずはアニメを知らない方の為に作品をご覧ください」とアニメのダイジェストを画面に流すと2人は「懐かしいね~!」と振りかえっていた。「印象にある曲は?」との質問に三澤は「あぁ流川」、伊藤は「流川ガールズソング」とのこと。「私の声で奈々子が歌ってる姿に感動しました!」と伊藤。また、「普段カラオケには行きますか?」という問いに伊藤が「行きます!1人で行きますね。友達と行くのも好きですけど、自分で好きな曲をバーっとうたって帰ります。楽しいんですよ!1人も悪くないですよ(笑)」と答えると、三澤も同意。「私と言えばヒトカラですよ。友達と行くと待ちのターンが長いから(笑)。」会場にもヒトカラに行くか聞いてみるとほとんどの人が手を上げていた。


▲伊藤美来、三澤紗千香。

ここで「せっかくなので一曲歌っていただきましょう!」というと大歓声。まずはアニメのオープニングテーマ曲「ミライファンファーレ」が始まると、イントロから「オイ!オイ!」と拳を突き上げて盛り上がるファンたち。2人も歌いながらステージの端から端まで観客を煽る。ブースには人が集まりすぎるほど集まり、通路にまではみ出してしまうほど。歌い終わると挨拶をはさんで「最後にみなさんと歌いましょう!」と会場及びニコ生視聴者にも呼びかけてから手拍子に乗せて「あぁ流川」を歌いだすと、観客も一緒に歌いだす。ニコ生の画面もコメントで埋め尽くされ、会場と共におおいに盛り上がっていた。


2回目の「カラオケ採点バトル by 精密採点 DX-G」ではMCの保坂☆が「僕達は天使だった」で86.274点を出し、その点数を越えられるという人を募集。多数の希望者が参加して「Butter-Fly」「天ノ弱」「HEVENS GATE」「CHA-LA HEAD-CHA-LA」等を歌って腕を競い合った。続く「人気歌い手大集結!カラオケドリームマッチ」。の時間になると女性ファンを中心に観客が激増。人気歌い手の4人、S!N、恭一郎、SHO-NO、halcaの歌を楽しんだ。まずは女性陣、halcaが「告白予行練習」、SHO-NOが「ラズベリー*モンスター」を歌うと、S!Nは「妄想疾患闇ガール」を歌い「やっぱりカラオケ歌うならDAMですね!」とブースを盛り上げる。最後は恭一郎が登場して巨体に似合わぬバラード、プリンセス プリンセスの「M」を歌い、確かな歌唱力と曲中の爆笑MCで拍手を浴びていた。普段は観ることができない素顔の歌い手たちに、観客たちも満足そうだ。

3回目の「カラオケ採点バトル by 精密採点 DX-G」では、MCのなみ(仮)が「サイノウサンプラー」を歌い得点85.442点を記録。その点数を目標に出場者がカラオケバトルをおこなった。昨日に続きピンク・ベイビーズが登場。昨日とは違うメンバー3人による「ペッパー警部」が歌われた。一般参加男性による「一触即発~Trigger of Crisis~」、前日はDAM☆とも戦士コーナーに出場した「うさみけ」による「千本桜」、2人組女子高生が「ドキッ!こういうのが恋なの?」を歌い観客と共に盛り上がった。


▲アキシブ Project。


▲アキシブ Project。

14時を過ぎると、“渋谷と秋葉原を繋ぐアイドルグループ”として、「秋葉原のオタク文化」と「渋谷のギャル文化」を融合させて新しい文化を作り出すことを目標としたアイドル、「アキシブ Project」がステージに登場。4月14日に1stミニ・アルバムを発売したばかりの彼女たちがどんなライブを見せてくれるのか?その期待感からか、ステージ周辺には黒山のひとだかりとなっていた。「はじめまして私たちアキシブ Projectです!本日はありがとうございます!」との第1声から「初恋サイダー」が始まると、曲に合わせて集まったファンからのコールがはじまり、まるで秋葉原にいるかのような雰囲気に。「イエ~イ!ありがと~!」と次の曲「ふわふわ時間」へ。「みなさん一緒に手拍子をお願いします!」とブースの外の通行人にも届くように声を上げるメンバーたち。その甲斐あってか、ますますステージ周辺には人が増えてきた。「ここからは、私たちアキシブ Projectのオリジナルを歌わせて頂きます!」と「Eternal Blue」「真夏のセレナーデ」を披露。キレのある見事なフォーメーションから繰り広げられるダンスと歌が白熱すると、ファンも大きな声で声援を送る。最後の曲は「flower×flower」。「何度でも 何度でも」というサビのリフレインが胸に迫る曲だ。曲が終わると、「Eternal Blue」がDAMからカラオケ配信されること、毎週水曜日に「TwinBox AKIHABARA」にて定期公演をおこなっていることを告知。また、5月30日(土)には新宿BLAZEにてワンマン・ライブが開催されるとのことで「少しでも興味を持ってくれた方は足を運んでくれたら嬉しいです!」と呼びかけていた。


▲DAM ★とも戦士に挑戦!

初日も行われた「DAM ★とも戦士に挑戦!」ではニコ生を観ている方もアンケートで審査に参加。「アニソンコスプレ対決」や「採点対決」などがおこなわれ、DAM★ともからアニソンコスプレ戦士「ポルトガの王様さん」、採点戦士「るるさん」が登場!「振り付け物真似対決」では工藤静香「嵐の素顔」をボディコンで歌い踊ったDAM ★とも戦士「ちょりもたさん」に大歓声。対する会場戦士は鼠先輩の「六本木~GIROPPON~」というユニークな対決に画面に現れるニコ生視聴者からのコメントも「なんだこの対決」「www」「でも好き」など盛り上がっていた。また、レベルの高いコスプレ、フリツケで観客を沸かせた「aiz(アイズ)」の二人。最後は「牙狼」を歌った男女コスプレコンビのDAM★とも戦士「shoony&みぃさん」対会場戦士の女性が共に見事など歌唱で盛り上げ、会場戦士がアンケート、審査員ともに支持を得て勝利した。そして2日間通して最後の「カラオケ採点バトル by 精密採点 DX-G」へ。男女6人の会場参加者が選ばれ、ONE PIECE採点で対決。「ETERNAL BLAZE」「ローラの傷だらけ」「十六夜涙」などで歌唱力を競い合った。


▲freedel、samfree。


▲けいたん。

さあ、いよいよ2日間おこなわれたニコニコ超会議「LIVE DAM STADIUMステージ」はエンディングを迎え「samfree スペシャルコラボセット」へ。まずは、samfreeがDJとしてステージに上がり、なゆごろうとのコラボライブからスタート。続いてfreedelがステージへ。「リリリリバーニングナイト」でサイリウムを振って盛り上がる観客たち。「みんなまだ元気ある!?」と煽るfreedelに大きな声で応える。まだまだ元気いっぱいのようだ。続いて登場したのは、びびあん。「盛り上がってますか~!?一緒にファイヤーしてくれますか!?」と「メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト」へ。エンディングを目一杯楽しもうという観客たちで大盛り上がりだ。そして最後はMCの保坂☆、なみ(仮)、けいたん、さらにSHO-NOと恭一郎も加わり、出演者全員で「千本桜」をマイクリレーして歌唱。観客も一体となる大合唱で、2日間のステージは大団円で終了となった。



取材・文・写真●岡本貴之

この記事をポスト

この記事の関連情報