【体験レポート】Tシャツを自由にデザイン&販売できるユニクロのアプリ「UTme! マーケット」が、手軽で楽しい。

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ユニクロが、ユーザーが自分でデザインしたTシャツをアプリ上で販売できる新サービス「UTme!マーケット」を開始した。BARKS編集部も、アプリの体験会でiPadを使用し早速オリジナルTシャツを作ってみたので、そのレポートも交えこの画期的なサービスをご紹介したい。

◆ユニクロ「UT」シリーズ 画像

ユニクロのTシャツシリーズ「UT」は、スタートから13年目を迎えた今年2015年に、よりグローバルなラインナップを展開している。そのプリントモチーフは、ディズニー、サンリオ、ムーミン、ミッフィー、タンタンといった世界中で愛されるキャラクター、さらにはトミカ、ブルックリンにて創立された自転車メーカー「Brooklyn Machine Works」など非常に多彩で、色柄数はなんと1,200以上にものぼる。

BARKSでも、Red Hot Chili Peppers、METALLICA、Wu-Tang Clan、Daft Punk、COLDPLAYといった各ジャンルを代表するミュージシャンが起用されたコレクション「Music Icons」を発売時の2月にご紹介済みだ(https://www.barks.jp/news/?id=1000113034)。ハードロック・バンドのモデルは重厚感のある素材を使用するなど、アーティストの個性に合わせた緻密な仕様で、ここからきっと、「コンテンツそのものの本物感と、Tシャツならではのポップさを両立させながら、“本物のポップカルチャー”として仕上げる」というUTシリーズのポリシーが伝わってくるだろう。



昨年2014年5月に、スマートフォンやタブレット端末上で、誰でも世界で一枚だけのオリジナルTシャツをデザインして購入できるアプリ「UTme!」が発表されたが、この度「UTme!」は大幅に刷新。ユーザーがアプリ上でTシャツを販売できるようになる他にも、デザインの自由度が高まる新機能が加わった。

さらに、トートバックも作成が可能となり、レディーズ用のボディ(=Tシャツの型のこと)も登場し、地色にはブラックとネイビーが追加され、デザインのエフェクトやスタンプの種類も増えたことで(いま話題となっている、俳優 田辺誠一デザインの“かっこいい犬 もっちー”などのスタンプ)、よりバリエーションに富んだ個々のデザインが楽しめるだろう。日常的なアイテムを通して、自己表現ができるという斬新かつ手軽なアプローチである。

そんなオリジナルTシャツを販売できる新サービス「UTme!マーケット」とは、アプリ上で出品した商品を他のユーザーが購入すると、一枚につき300円(消費税別、源泉税込)がデザイン費として出品者に支払われるという仕組みだ。6月ころからは、お気に入りのTシャツや特定のデザイナーをフォローすることも可能になるというので、創作物の発信の場としても楽しめるのである。

という、一連のサービスを丸っと表現した下の動画を観てもらったほうが早いかもしれない。HIFANAのJUICYが作曲し、ラッパーの鎮座DOPENESSが歌うオリジナル楽曲「How to make a UTme!」に乗せ、「UTme!」の使い方から出品までが、ダイナミックな実演を交え描かれている。この映像には、有名ブレイクダンサーやBMXライダーなど、ストリートカルチャーを代表するキャストが登場していることも見どころだ。


体験会も行われた会場には、「UT」の2015 年春夏コレクションも展示された。「本物のボディに本物のポップカルチャーを乗せて、世界中に届ける」というUTの世界観が広がる圧巻の光景となった。













また、「UTme!マーケット」の開始を記念し、陣内智則らによるよしもと芸人によるデザインや、ファッション誌『non-no』のモデルによるデザイン、田辺誠一によるモデルの展示も行われていて、特にもっちーのトートバックはキャラクターのシンプル&ユルい雰囲気と相まって、まさに普段使いにもってこいの出来栄えであった。

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