【ライブレポート】Juice=Juice、初のホール単独公演を聖地・中野サンプラザで開催。次の目標は日本武道館

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Juice=Juice初となる中野サンプラザ公演が、5月2日からスタート。初日には、1stアルバムのリリース決定や、新たな目標として日本武道館公演開催を目指す旨が宣言された。

◆Juice=Juice 中野サンプラザ公演 画像

色とりどりのサイリウムが揺れ蠢く客席。中野サンプラザといえば、これまでハロー!プロジェクトの合同コンサートなどで何度も立っている、ハロー!プロジェクトの聖地。しかし、今回はJuice=Juiceだけの単独公演であり、彼女たちにとって新しい歴史を切り開くことになる瞬間でもある。そんなホール単独公演の1曲目は、メジャーデビューシングルから「ロマンスの途中」。きらびやかにフレッシュに。本公演にかけるメンバーの気合いは、ダンスのキレからもヒシヒシと伝わってくる。

植村あかりは「この上なく緊張している」とMCで口にしていたが、曲が始まってしまえば、ライブハウスなどで魅せてくれる、普段通りのパフォーマンス。むしろこの規模でのライブが当たり前のようにクールに公演を進行していく様は、たくましく、そして勇ましい。会場に詰めかけたJuice=Juice Family(Juice=Juiceのファン)からしてみたら、自分たちが応援するグループがこんなにも堂々たる風格で中野のステージに立っているという姿には、誇らしさすら感じたことだろう。

イントロでセンターの宮本佳林が無邪気な笑顔を覗かせる「イジワルしないで 抱きしめてよ」。金澤朋子の“ローズクォーツな”大人の仕草も、高木紗友希のボーカリストとしての才能を感じさせるフェイクも、すべてが会場中を釘付けにしていく。フラメンコ・ギターの音色が高揚感を高めていく「裸の裸の裸のKISS」では、両サイドに位置する宮崎由加と植村あかりが長い手足をしなやかに揺らして情熱的な曲を描いていく。

中盤のMCでは「ここで、私たちJuice=Juiceからお知らせがあります。」 と、リーダーの宮崎由加からJuice=Juiceに関する発表がなされる。

「私たちJuice=Juiceは、7月15日に、1stアルバムをリリースすることが決定しましたー!」

考えてみると、2013年のインディーズシングル「私が言う前に抱きしめなきゃね」から、2015年4月にリリースされ、オリコンウィークリーランキング1位を獲得した「Wonderful World/Ca va ? Ca va ? (サヴァサヴァ)」まで、シングルを数えても9作品。満を持してのアルバムリリース決定の発表で、会場は歓喜の声に包まれた。なおアルバムは「シングル曲はもちろん、ライブで披露してきた「Magic of Love」(太陽とシスコムーンのカバー曲)や新曲も盛りだくさんな内容になる」とのこと。
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