ポール・ウェラー、お気に入りのアルバム13枚

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ポール・ウェラーが『The Quietus』のインタビューでお気に入りのアルバム13枚を挙げた。

◆ポール・ウェラー画像

デヴィッド・ボウイ『Low』
ザ・キンクス『Face To Face』
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ『Chasing Yesterday』
T・レックス『Electric Warrior』
ローランド・カーク『I Talk With The Spirits』
ジョン・コルトレーン『A Love Supreme』
ローラ・マーリング『Once I Was An Eagle』
テーム・インパラ『Lonerism』
ダニー・ハサウェイ『Live』
ザ・ビートルズ『Revolver』
ザ・ゾンビーズ『Odessey And Oracle』
ニック・ドレイク『Bryter Layter』
グリフ・リース『Hotel Shampoo』

ウェラーは、「ボウイのアルバムは『Hunky Dory』から『Scary Monsters』まで全部買った。どのアルバムもスゴイと思う。画期的だ。その音楽を気に入ろうがなかろうが、それが世に出た、異色だってことはリスペクトしていた」と話した。

「俺は『Low』がめちゃくちゃ好きなんだ。(ロンドンのクラブ)Dingwallsにいたときのこと、覚えているよ。1976年くらいだったと思う。ジョー・ストラマーと一緒で、「Sound And Vision」が流れたんだ。俺たち、“すげえ!”ってなったよ。あのドラム・サウンド、あんなの聴いたことなかった」

また、友人ノエルの作品については「オアシスのアルバムを選ぶこともできたが、正直に言うと、俺は本当に、このアルバムとその前のが彼の最高傑作だと思っている。曲が素晴らしい。聖歌のようなものを書けるなんて、すごく賢いよ」「年齢と経験から来ているんだろうけど、曲と演奏に深みと成熟がある」と話した。

ウェラー関連ニュースとして、自転車競技のブラッドリー・ウィギンス選手は2013年英王室よりナイトの爵位を授与されたが、最新のインタビューで、ウェラーとの会話がなければこれを辞退しているところだったと明かした。

「自分のことをサーとは思えなかった」というウィギンズ選手は、断るつもりでいたら祖母から馬鹿者扱いされた上、仕立屋で偶然会った“ヒーロー”ウェラーとの会話により思い直したそうだ。「彼に“スポーツでは違うかもしれない”って言われたんだ。そう聞いた途端、受けたほうがいいって思った。彼から祝福されたようなものだったから」とBBCに話した。

ポール・ウェラーは今週(5月11日)、12枚目のソロ・アルバムとなる『Saturns Pattern』をリリースした(日本盤5月20日発売)。

Ako Suzuki
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