【ライブレポート】若旦那 vs さだまさし、異色の真剣勝負

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さだまさしにとって初の試みとなるU-30と銘打った30歳以下限定スタンディングライブが、5月13日(水)Zepp Nambaで千秋楽を迎えた。実際のところは「気持ちは30歳以下」の人達の入場も可とされており、会場にはライブハウス初参加となる世代も多数集結していたが、そんな実験的なライブに若旦那が自身のバンドを引き連れ緊急参戦した。

◆若旦那 vs さだまさし画像

さだまさしへの尊敬の念を常々公言し、名曲「雨やどり」のカバー、自身が仲間と主催する大型野外フェス<FREEDOM aozora>への出演依頼など、若旦那とさだまさしはこの数年で何度か接触を繰り返し急接近していた。そんな状況の中、今回のライブの話を聞きつけた若旦那が「さだまさしさんの力になりたい」と直談判し、さだまさしがこれを快諾した事で異色の対バンが実現したというものだ。

まさしく老若男女…自称30歳以下のオーディエンスで会場は埋め尽くされ、期待と緊張の入り混じった異質の空間ができ上がっていた。オープニングでさだまさしが登場、ギター一本で弾き語りを披露すると、会場内の緊張は少しほぐれたものの、まだしっくり来ない。そんな状況を受けて、「みんなライブハウスに慣れていないだろうから、今日は先生を連れてきた」と若旦那を呼び込みステージを託すこととなった。

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