ラーズ・ウルリッヒ「カート・コバーンの映画は彼に迫り過ぎている」
「映画としては素晴らしかった。オリジナル性がありすごく大胆だったと思う。すごく勇敢だし、すごく素敵な作品だ。これが作られたってことは称賛するよ。でも、カート・ファン、ニルヴァーナ・ファンとしては、度を越してるんだ。近すぎるんだよ。わかる? だって、この次「Come As You Are」とか彼らの曲聴いたとき、風呂に入ってひげ剃っている彼のことを考えるようになるんだ。それか、ラストでフランシスを抱いてる彼のことをね。いくつかの場面は観るのが困難だった」
まだ消化しきれていないラーズだが、とても興味深い作品だったのは間違いなく、また何度も観たいと思っているそうだ。
『Kurt Cobain: Montage Of Heck』は5月初め、アメリカのテレビ局HBOで放送された。この夏、映画で使われたコバーンの未発表曲を集めたアルバムがリリースされる予定。
Ako Suzuki
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