イアン・カーティスの家、博物館に

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ジョイ・ディヴィジョンのフロントマン、故イアン・カーティスが家族と暮らしていた家が売りに出されていたが、1ファンが購入し、博物館になることが決まったそうだ。

◆ジョイ・ディヴィジョン画像

この家を巡っては、ジョイ・ディヴィジョンのファンが“自分たちで購入し博物館にしよう”とのキャンペーンをスタートしたが、十分な資金は集まらなかった。そこで、1人のファンが介入したという。

英国マンチェスター近郊マクルズフィールドにあるこの家は2月、11万5,000ポンド(約2,178万円)で売りに出された。そのファンは、他にも購入に興味を示していた人がいたため、その価格を上回る19万ポンド(約3,600万円)を支払ったという。彼は「希望価格の2倍近くしたが、自分が介入する必要があると感じた。特に、ファンによるキャンペーンが上手く行かなかったと聞いたから」と話している。

カーティスはこの家のキッチンで自らの命を絶ったため、ジョイ・ディヴィジョンのメンバーからは博物館にするのは適さないという反対の声(バーナード・サムナー)と、バンドへの賛辞になるとの賛成の声(ピーター・フック)両方が上がっていた。

現在のところ、オープニング時期などの詳細は未定だが、新オーナーはファン・クラブを巻き込み、この家を「バンドのファン、音楽ファン、友人、家族が共感できる場所にしたい」という。

Ako Suzuki
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