【インタビュー】少年記、新曲「ココロモンスター」完成「自分を肯定して、本当の自分へ」

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■他に類を見ないっていうのも
■楽曲作りで大切にしているところ

──ちなみに4人の心の中にも表の顔とは違う、ココロモンスターが存在したりしますか?

怜:普通にありますよ。例えばツイッターとかブログとか、書けない時もあるじゃないですか? それでも一生懸命書いてる自分がいたりして。それって自分の中で矛盾を感じるというか。もちろん書いてる内容にウソはないんですけど、SNS関係でココロモンスターを感じることは結構ありますね。

Nao:俺は演じている…じゃないですけど、つい人に合わせちゃうところはあるかもしれないなって思います。

コウ:確かにNaoは良くも悪くも人に接する時、相手を立てることが多い気がする。

怜:メンバーの中で一番繊細だしね。

コウ:うん、ガラスのハート(笑)。で、それはいいことなんだけど、たまには人のこととか気にしないで言いたいことを言っているNaoも見てみたいなって。

──コウくん自身は?

コウ:僕は基本、人って誰でもシーンによって顔が違うと思っていて。友達といる時と家族といる時じゃ見せてる顔が違うと思うし、仕事の時はまた仕事の顔があったりすると思うんです。で、どれが本当の自分なのかな?って思ったことがあって。それが今回の土台の一部になってる気もしますね。

──まだ誰にも見せていない顔もある? 例えば黒い心を持った、黒コウとか。

コウ:全然あると思います。何の歯止めもなくなったら、非人道的なことを考える自分もいるかもしれないし。そう考えると怖いですけど。

──でもそうやって言えちゃうっていうのは、むしろ黒くないというか、正直な人なんだなと思います。では、eikiくんは?

eiki:僕は普段アホな感じなんですけど、一人で入り込んで曲を作ってる時は“病んでるのかな?”ぐらい暗~いオーラになっちゃって。もしかしたらそれが本当の自分なのかなって思うことはありますね。でも「ココロモンスター」もそうなんですけど、曲名だけ聞くとキャッチーなイメージがあるじゃないですか? でもコウから内容を聞いた時に思ったのは、“流行ってる音楽だから好き”みたいな風潮がある中で、自分が表現したいものは曲げずにちゃんと作っていきたいなって。だからこの「ココロモンスター」でも少年記らしさを絶対織り交ぜようって思いながら制作を進めていったんです。

──少年記の作品は何にも迎合しない“らしさ”が毎回織り込まれていて、そういう意味ではどの曲も本当の自分達……ココロモンスターで作ってるとも言えますよね。

eiki:そうですね。そんなふうに言うとカッコイイですけど(笑)。自分達の表現したいことを自分達らしくっていうのは、いつもすごく意識しています。

──続いて「ライカランナ」(通常盤Aに収録)、このタイトルはどういう意味なんでしょう?

コウ:like a runnerをカタカナ読みして“ライカランナ”と。“ライク・ア・ランナー”っていうよりも“ライカランナ”の方が面白いかなと思って。

──ラップが多用されてて、アガる曲ですね。

コウ:このラップはかなり作り込みましたね。曲の大もとはNaoが持ってきてくれたんですけど。

Nao:この曲はライヴをイメージして作って。で、ライヴのノリを考えると、キャッチーなメロっていうのはやっぱり大事かなと思ったし、“ライカランナ”みたいなちょっと変化球的なところを突いていきたいっていうのもあって、コウと相談しながらラップに女性ボーカルをかぶせてみたりしたんです。僕ら、他に類を見ないっていうのも楽曲作りで大切にしているところなので、そういうテーマで作っていきました。

──ラップの後ろで鳴ってるアコギもいいよね。音がすごくいい。

Nao:あれは自慢のギターで弾きました(笑)。

──自慢なんですね(笑)。

Nao:はい(笑)。日本に4本しか入ってこなかったギターのうちの1本なんですよ。前からいいアコギがほしくて、eikiを連れていろんな楽器屋を廻って。

eiki:東京に来てる時も空き時間に見に行ったし、大阪の楽器店も全部廻ったよな。Nao:そう。で、最終的に決めたのがこのテイラーの800Seriesで。1年半前ぐらいに買ったんですけど、気に入ってもうずっと弾いてますね。弾いてるナウです(笑)。

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