【ライブレポート】新生モーニング娘。が日本武道館公演。「これからも私たちを13色のサイリウムで輝かせてください」

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オープニング映像を経て、再びモーニング娘。'15の13人がステージへ。オープニングを飾った「青春小僧が泣いている」と同様、最新シングル収録曲「夕暮れは雨上がり」。衣装の裾が柔らかく揺らしながら、しなやかに歌い踊る彼女たちと四角く切り取られた都会の夕暮れや降りしきる雨の映像演出が、歌詞に描かれた決意をステージ上でビジュアル化していく。また、静と動、繊細さと壮大さで紡がれる「時空を超え 宇宙を超え」では、セットの階段を利用したフォーメーションでも魅せた。

生田衣梨奈の「がんばって生田!」の煽りで会場のテンションをひとつ高めたところで、今回のメンバー紹介は「女子かしまし物語 ~モーニング娘。'15 ver~」。大人の色気を振りまく、“まったくけしからん、もっとやれ”状態のリーダー譜久村聖を筆頭に、歌いながら片手で側転してみせる生田衣梨奈、広島弁で“メンチを切る”鞘師里保に、男前に煽っていく工藤遥ら。12期の4人もそれぞれの特徴、魅力を存分に発揮した歌詞で会場を高める。そしてこの盛り上がりは、テレキャスターっぽい鋭いサウンドが一気に懐かしい時代へと誘う「浪漫 ~MY DEAR BOY~」が引き継いでいく。
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