『アナと雪の女王』の本家エルサ、イディナ・メンゼルが初武道館で神田沙也加と再会

大ヒット映画『アナと雪の女王』でエルサ役を演じた米ミュージカル女優のイディナ・メンゼルが4日、東京・日本武道館で来日公演を行った。

◆イディナ・メンゼル～画像～

会場にはファン8500人が駆けつけ、世界中を魅了した歌声を届けた。大歓声に迎えられたメンゼルは「アイシテイマス！」と声を張り上げ、アカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞した『アナ雪』の主題歌「レット・イット・ゴー」のサビを“日本語”で熱唱。アンコールを含む全17曲をバンド、オーケストラをバックに圧巻の歌唱力で歌い上げた。


途中、メンゼルが突然ステージから降り、観客と直接ハグをするファンサービスも。会場のボルテージが一気に上がると、さらにメンゼルはファン数人にマイクを渡し、歌唱をリクエスト。緊張しながらもファンが歌い上げると、会場の一体感はさらに高まり、メンゼルも満足げだった。

ライブ終盤には、同作日本語版でアナ役の声優を務めた神田沙也加がステージに登場し、花束を贈呈。2014年末の『第65回紅白歌合戦』以来となる再会が実現すると、会場はこの日一番の盛り上がりを迎えた。何度も抱擁した神田は「全編通して素晴らしかったです！」と絶賛していた。

公演終了後、イディナと神田が取材に応じた。メンゼルは「またぜひ共演したい。一緒にレコーディングしない？」と再共演を提案。神田は「またお会いするまで技量を磨いていきたい。修行します」と約束した。

イディナ・メンゼルの公演は6月5日も日本武道館で開催される。


撮影：斉藤美春