【BARKS編集部レビュー】2015年上半期、お薦めイヤホンを選り抜いてみた

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▲UCOTECH UCT-IM300Aise

muix IX1000が真面目な音作りで魅力を放っているので、その延長にある正統派イヤホンとしてはUCOTECH(ユコテック)のUCT-IM300Aise(市場価格14,500円)もいい。こちらは2015年1月に発売されたもので、「音大の教授や多くの学生の協力を得て“楽しい音”を目指した」というモデルだ。ちなみに“Aise”は、フランス語で“楽しさ”の意だとか。あらゆる点でバランスが取れており、欠点が見当たらない。コンパクトなので女性にもバッチリだろうし、質感も非常に高くその光沢には高級感もある。サウンドはアルミハウジングらしいメリハリのあるものだけど、優しい音なので不快感を感じる人はほとんどいないのではないか。強い刺激や痛みを感じるような鋭さはきっちりと抑えながら、クリアで見通しのいいサウンドで清涼感たっぷりのサウンドを叩きだしてくれる。撚り線によるケーブルも耐久性の高いものなので、これ一本で一生使い倒すぞ!という意気込みを全面で受け止めてくれる優等生だ。


▲DUNU TITAN 1

同じくらいの価格でやはり高いクオリティを持ちながら、優等生というよりは個性派の道をゆくイヤホンもある。DUNUのTITAN 1(タイタンワン)(市場価格15,980円)だ。UCT-IM300Aiseよりも更にメリハリをもたせ、溌剌とした若々しいスピード感で爽快な音を放つ。どちらかと言えば硬質なサウンドだが生々しさもあり、DUNUらしい丁寧なチューニングが施されている。マイナス面はカナル型ながら遮音性が低く、多少ながら音漏れも認められるところ。もちろんこれによって得られている開放感こそがTITAN 1の大きな魅力なので、このトレードオフをどう捉えるかで評価も満足度も大きく変わるところだろう。DUNUには、DN-1000/2000/2000Jというカナル型と、ALPHA 1という開放型のハイブリッドイヤホンの両名機がラインナップされているけれど、ちょうどその中間に位置するキャラクターのイヤホンが、このTITAN 1だったりする。電車やバスなどで使うにはちょっと厳しいかもしれないけど、静かな自宅で使うにはもう最高。ちなみにルックスも構造もATOMIC FLOYDのHiDefDrumとよく似ているけれど、その音の質感も似ていたりする。
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