ピート・タウンゼント、クラシック・チャート1位を逃す

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ピート・タウンゼントが先週、ザ・フーの『Quadrophenia(四重人格)』をオーケストラと演奏したアルバム『Pete Townshend's Classic Quadrophenia』をリリースし、UKクラシック・チャートの1位を獲得するに十分なセールスを上げたものの、オリジナルがロック曲だとの理由でチャート入りすることができなかった。

◆『Pete Townshend's Classic Quadrophenia』画像

これに対し、タウンゼントはやや怒り気味。「Classic QuadropheniaがUKクラシック・チャートに入ることができないって? クラシック・エリートの俗物根性はまだ健在なのか、クソどもが」とコメントしている。

ザ・フーの50周年を記念しリリースされた『Pete Townshend's Classic Quadrophenia』は、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラが演奏しアルフィー・ボーが歌った。ファンからは高い評価を得ている。


タウンゼントは先に、このアルバムにより若い人達がクラシックに興味を持ってくれればいいと語っていた。「オーディエンスが歳を取り、若い人達は映画音楽などソフトなものを好むため、たくさんのシンフォニー・オーケストラが窮地に立っている。Quadropheniaは、オーディエンスを再活性化するんじゃないかと思っている。花火や映画のスクリーンがなきゃオーケストラは観に行かないって人たちを引き込むと思う」

以前、クイーンの名曲をアレンジし、クラシック作曲家Tolga Kashifが同じくロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラと制作した『The Queen Symphony』(2003年)がクラシック・チャートに入ったことがある。

UKチャートを集計するOfficial Charts Companyは、「『Classic Quadrophenia』はクラシック・スタイルでレコーディングされたコンテンポラリー・アルバムと見なされます」「クラシック・チャートに入るのは、クラシックの作曲家により制作されたか、クラシックの型にはまる、もしくはその表現法でパフォーマンスされていると一般的に認められたものになります」とコメントしている。

『Pete Townshend's Classic Quadrophenia』は今週、クラシック・チャートではなく、総合アルバム・チャートの32位に初登場した。

Ako Suzuki

◆LINE MUSIC「四重人格 live in London」プレイリスト
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