ティアック、思い出のレコードやカセットテープをカンタンにCD化できるCDレコーダー「CD-RW890MKII」リリース

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ティアックが、カンタンな操作でレコードやカセットテープ、CD、MDなどを音楽用CD-R/RWに録音することができるシンプルで実用的なCDレコーダー「CD-RW890MKII」を7月上旬より発売する。

オーディオ機器に接続することで、思い出のレコードやカセットテープから手軽に音楽用CD-R/RWへの録音が可能(レコードプレーヤーの接続には別途フォノイコライザーアンプが必要)。貴重なアナログ音源をデジタル化して保存できるほか、CDプレーヤーなどと接続すれば簡単にお気に入りの曲を集めたCDの作成も可能だ。使用できるメディアは音楽用CD-R/RWで、データ用CD-R/RWは使用できない。

入力は光デジタル端子とアナログ・ライン入力のRCAピン端子を装備。アナログ音源、デジタル音源を問わず音楽用CD-R/RWへの録音が可能だ。デジタル入力はPCM 32kHz、44.1kHz、48kHzのサンプリング周波数対応で、自動的に音楽CDの標準である44.1kHzに変換して録音。エアチェックしたカセットテープなど録音レベルが異なるアナログ音源を録音する際に欠かせない録音レベル調整機能と、録音前にレベルを確認できるMONITOR機能も搭載する。

レコードやカセットテープを録音する際に、無音部分を検知して自動的にトラック番号をつけるオートトラック機能が使えるのもポイント。音楽を聴きながら1曲ごとにトラック番号を付けるという手間のかかる作業を自動で行うことができる。また、オーディオ信号受信時(アナログ/デジタル)に、自動的に録音を開始し、オーディオ信号が止まると録音も停止する便利なシンクロ録音機能も搭載。音源側を全曲録音する場合だけでなく、1曲のみのシンクロ録音も可能なので、複数のCDやMDから1曲ごと音楽用CD-R/RWに録音してベスト盤を作る作業もカンタンだ。


▲背面にはデジタル入力とアナログ入出力(RCAピン)を装備。

CD再生時には最大32曲まで演奏順を設定できるプログラム再生や、1曲/全曲リピートに加え任意の区間をリピート再生するA-Bリピート、シャッフル再生など多彩な再生にも対応。さらに、明るい場所でも見やすいFLディスプレーの採用など、CDプレーヤーとしても優れた操作性を提供する。

本体サイズは435(W)×104(H)×285(D)mm (突起部含む)、重量は4.5kg。光デジタル入力端子 (SCMS準拠)やアナログ・ライン入力、ライン出力、ボリューム付きヘッドホン端子を装備。テンキー付き専用リモコンが付属する。

製品情報

◆CD-RW890MKII
価格:オープン
発売日:2015年7月上旬

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